→フレデリック・フォーサイス
ウィリアム・フォーサイス
1949年,ニューヨーク生まれ.中学の頃ミュージカルを志し,17歳でクラシック・バレエを始め,後にジョフリー・バレエ団で学ぶ.73年にシュトゥットガルト・バレエ団にダンサーとして入団するが,その間に『ラヴ・ソングズ』などを振り付ける.82年,フランクフルト・バレエ団で大作『ゲンゲI』を発表し,84年に同バレエ団の芸術監督に就任.ルドルフ・フォン・ラバンの身体空間理論の研究や,バランシン,カニングハムといった20世紀ダンス分析の上に現われた幾何学的な作品は「クラシック・バレエの脱構築」と評される.95年初演の『エイドス:テロス』では,コンピュータによる「二進法振付バレエ」が披露された.