Vuelta a Espana スペイン一周を意味する自転車レース。ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリアとならんでグラン・ツールと呼ばれる。スペインでは最高峰の自転車レース。 シーズンオフ直前の9月に行われるためコースは比較的短めで起伏に富んでいる。 ヴエルタ・ア・エスパーニャ、ヴェルタ・ア・エスパーニャという表記もあるが、スペイン語には英語の「v」に相当する音はない。
トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。 12月に入りましたね。そろそろ来年のカレンダーを準備する頃になりました。とかいって、うちみたいな仕事をしていると、いろんなところからカレンダーをもらいます。十数本はもらうはず。その中でも主要な取引先のカレンダーは使わせてもらって、他のものはもったいないので、欲しい人に使ってもらっています。 そんな毎年、もらえるカレンダーの中で、最も楽しみにしているのが、常滑青年会議所の後輩、Hくんがくれるこれ。 自転車のロードレースの写真を集めたカレンダー(非売品)です。 しかも大きいほうはツール・ド・フランスで ツール・ド・フランス 小さい卓上カレ…
昨日ブエルタ・ア・エスパーニャ2020のプロトンが無事にゴール地点のマドリードに到着しフィニッシュを迎えました。優勝はツール・ド・フランスでは終盤までマイヨジョーヌを守っていましたが20ステージにまさかの逆転で惜しくも涙をのんだユンボ・ヴィスマのログリッチ選手です。ログリッチ選手は本大会、昨年に続いての連覇となりました。レースレポートはこちらです。 cyclist.sanspo.com このブエルタ・ア・エスパーニャのレースをもって2020年シーズンのワールドツアーは終了となりました。 そして早くも来年度の契約なども確定しつつありチームメンバーが発表されてします。丁度本日、バーレーンメリダの新…
では 昨日 ブエルタの最終日を振り返ります。 www.cyclesports.jp 最後の最後 スプリントを制したのはアッカーマンでした! しかも僅差。 ホントに僅差での優勝でした。 Etapa 18 - Stage 18 | #LaVuelta20🇪🇸 Vive el último kilómetro de la victoria de @Ackes171 en la última etapa gracias a @CarrefourES🇬🇧 Live the last km. of Pascal Ackermann's victory in the last sprint thanks t…
暖かい日曜日です。 暖か過ぎてしばらくぼんやりしていましたw 昨日は寒くて今日は暖かくて 明日からまたかなり気温が下がるとか。 ますます体調管理が大事になりますね。 テレビでは ようやくアメリカ大統領選挙で バイデンさんが勝利したとのニュースが。 先程会見も見ました。 バイデンさん、声に張りが出た気がするw ハリスさん、何だかワクワクするなぁ… 女性初の副大統領。 凄いなぁ… ただ、 トランプさんは敗北宣言しておらず バイデンさんの当確が決まった時、ゴルフを楽しんでいたと。 う~ん… 相変わらず何を考えていらっしゃるのやら(; ̄ー ̄A まだまだごねる気配。 大どんでん返しがあるのでしょうか。 …
10月20日からスタートしたブエルタ・ア・エスパーニャ2020も今日を含めてあと3ステージとなりました。ヨーロッパでは新型コロナ感染拡大の第二波真っただ中で最後までレースが続くかどうか心配でしたがどうやら無事にフィニッシュに向ってますね。 さて、ヨーロッパでは10月最後の日曜日に夏時間から冬時間への移行があります。その結果1時間繰り下がることになりました。お陰でそれ以降のレースの中継がそれまでより概ね1時間遅くなるためレースがフィニッシュする時間が日本時間の深夜1時をすぎることが多くなりました。お陰で観戦を最後までゴールすることなくDNFの日々が続いております。 ここまでの総合争いは 1 プリ…
アメリカ大統領選でアメリカは予想通りの大混乱ですね。 昨日よりも更に アメリカってこんな国だったんだ… って 溜め息を零しながらニュースを見ています。 メディアを敵視し 全てがフェイクニュースだと吠えていたように 今度は投票所で不正が行われたなどとSNSで流したり トランプさんは相変わらず。 でもそんなトランプさんを支持している人もこんなにいるんだと この4年間を更に続いて欲しいと思っている そんな人もこんなにいるんだと知って あぁ、でも確かに 株とかやっている人はそうかも… そして、トランプさんを信じて 古き良き時代を取り戻そうと思って 一生懸命応援している人もいるんだなぁ…。 いずれにして…
アメリカの大統領選挙の開票が始まっています。 普通なら私がこれを書き終える頃には 新しい大統領が決まっていると思うのですが 今回はそんな簡単には決まらないかもしれませんね( ̄ー ̄; トランプ大統領になって 混乱して分断していくアメリカ。 「アメリカってこんな国だったんだ」 「アメリカってそういう考え方の人もいるんだ」 色々と 今まで見えなかった部分 今まで知らなかったことが見えて来て 私自身 アメリカに対する見方が随分変わったなと思います。 う~ん… どちらが大統領になるんだろう… トランプさんが再選…先が見えません。 世の中が益々混乱していき 貧富の差が広がり 分断が広がり 人々の間に溝が深…
もう直ぐ18時。 時間がありません。 今日はコースを調べられそうにないな…(´・_・`) ムロス>ミラドール・デ・エサロ、ドゥンブリア 地名を検索しても詳しく出なくて それどころかGoogle mapでも探せなくて スペイン語の街の名前で探したらようやく見付けました( ̄ー ̄; 今日はタイムトライアル。 距離は33.7キロです。 リアス式海岸の 「リア・デ・ムロス・イ・ノヤ」の 入り江の街からスタートして 海を横目に見ながら平坦な道を走ったら 最後の最後に激坂! 今日でまたマイヨ・ロホはログリッチに移るのか それともカラパスが死守するか それとも別の誰かに奪われるか お天気が良ければ絶景が楽しめ…
山、山、山の第1週を終え、先頭に立ったのはイネオス・グレナディアースのリチャル・カラパス。 ただ、アラモン・フォルミガルでタイムを失ったプリモシュ・ログリッチも、実力というよりは不運なトラブルで失速しただけとも言え、チーム力で勝るユンボ・ヴィズマvsカラパス率いるイネオス・グレナディアース、そしてトリプルエース体制で挑むモビスター・チームにカーシー、マーティンといった遊撃部隊。 実に「らしい」混戦の続くブエルタ・ア・エスパーニャはいよいよ最も厳しいと言われる第2週へと突入。 コンタドール・メモリアルステージが週末に控えたこの第2週で総合争いはどのように展開していくのか。 そして、2つあるスプリ…
昨日はラストまで頑張って見ましたよ!v( ̄∇ ̄) www.cyclesports.jp ログリッチが再びマイヨ・ロホをゲットしましたね(ノ ̄ー ̄)ノ ラストの力強い走りは見事! やっぱり乗りに乗っているって感じがします。 第9ステージでグランツアー100勝が幻となった ドゥクーインク・クイックステップは 今回こそ!と挑みましたが バジョーリが3位に終わりまたお預け。 違反行為で降格となったサム・ベネットは 一人で黙々と走りましたが 前日のダメージが大きかったのか 集団から取り残される姿が見られ残念でした。 厳しい世界ですね。 結局、イネオスのカラパスはマイヨ・ロホを失いましたが レースはまだ半…
1年前のツール・ド・フランス。 第20ステージのラ・プランシュ・デ・ベルフィーユ山岳TTでの、まさかの逆転敗北。 同じスロベニアの、ひとまわり下の年代の若き才能を前にして、プリモシュ・ログリッチは苦い記憶を刻まれることとなった。 そこから1年。 このバスクの地で、彼は見事にリベンジを果たした。 最大のライバルーータデイ・ポガチャルとUAEチーム・エミレーツーーに対し、最終ステージで、見事な逆転総合優勝を成し遂げたのである。 Embed from Getty Images // もちろんそれは、決して簡単な道のりではなかった。 そこに至るまでの間にも数多くの苦難があり、ときに持ち前の精神力で、と…
スペイン・カタルーニャ州を舞台にした「クライマーのためのステージレース」。 ただし今年は長めの個人TTが用意され、例年よりはオールラウンダー向きな1週間に。 現役最強と目されるプリモシュ・ログリッチ、タデイ・ポガチャルが不在の中、その最強の山岳トレインの力を存分に発揮しこの1週間を完全支配したのがイネオス・グレナディアーズであった。 アレハンドロ・バルベルデ、エンリク・マス、マルク・ソレルのスペイン人エース3名体制で臨んだ地元モビスター・チームは、最後まで挑戦し続けたものの、この黒い軍団の牙城を崩すことはできなかった。 「2強」不在ながらも、チームとして今年もあくまでも頂点を目指し続けるという…
2強、激突 自転車熱が高いスペインはバスク地方で行われるステージレース、イツリア・バスクカントリー。 この6日間の戦いで昨年の2強が、タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)とプリモシュ・ログリッチ(チーム・ユンボ・ヴィスマ)の2人が、今年初めて直接対決する事になります。 もちろん注目選手はその2人だけではなく、グランツールを見据えた選手、そして激坂にも対応できるパンチ力を兼ね備えた総合系の選手が出場し、激戦は必至です。 今回も注目選手の紹介を行いますが、今までとは少し趣向を変えて、期待度を★の数で表して紹介していきます。 ★★★:現役最高峰の「2強」 タデイ・ポガチャル(UAEチームエミ…
Class:ワールドツアー Country:スペイン Region:カタルーニャ州 First edition:1911年 Editions:100回 Date:3/22(月)~3/28(日) 3月初頭のストラーデビアンケに続き、「Jsports初登場」となるボルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャ。 日本語では「カタルーニャ1周」と呼ばれることもあるこのレースは、かつてはバスク1周と並び、重要なワールドツアーステージレースながら日本で見ることができない状態が長く続いていた。 しかしその後「黒船」DAZNがやってきてこれを放映。 ご存知の通りDAZNはすでに撤退してしまったものの、こうしてJspo…
「やるしかないと分かっていた。 スプリントに挑んで5位や10位で終わるよりも、すべてを失うほうがまだマシだって分かっていた。 そうやって何も得られないことの方が多かった。けれど時折、とてつもなく大きなものを手に入れるんだ。 今日はその日だった。 信じられない・・・自分が何をやってのけたのか、まだ理解できていないんだ。 信じられないくらいに幸せな気分だよ*1」 Embed from Getty Images // 300㎞に及ぶ超長距離。 6時間半を超える長時間の戦いの末に、勝ったのは「優勝候補外」であったはずのヤスパー・ストゥイヴェンであった。 彼が強かったのは間違いがなかった。 そして彼が今…
本格歴な欧州ロードレースシーズンの開幕を告げる、8日間のステージレース。 新型コロナウイルスの影響により最終日キャンセルとなった昨年から1年。ここ数年、パリ近郊を走る前半ステージでは冷たい横風の影響を受けた大混乱が巻き起こっていたが、今年は比較的穏やかな天気に恵まれて平穏な状態に。 しかし終盤、南仏ニースの地にてロックダウンが発生し、最終2ステージはコース変更。さらに最終日に巻き起こったまさかの事態により、結果として今年も予想を超えた大波乱を生み出すことに。 オーソドックスにしてイレギュラー、スタンダードにしてカオスな「いつもの」パリ~ニースの8日間を振り返る。 目次 第1ステージ サン=シル…
今年もやっていきます! 「主要レース振り返り」シリーズ! 参考:過去の「主要レース振り返り」シリーズ 主要レース振り返り(2018年) カテゴリーの記事一覧 - りんぐすらいど 主要レース振り返り(2019年) カテゴリーの記事一覧 - りんぐすらいど 主要レース振り返り(2020年) カテゴリーの記事一覧 - りんぐすらいど 今年も目標としてはProシリーズ以上の男子レース全てと、女子ワールドツアーレース全て。あとは1クラスなども気ままに取り上げていきたいと思っています。 第1弾は例年であれば「1月主要レース振り返り」なのだが、ご存じの通り新型コロナウイルス流行の影響により数多くのレースがキ…
4ヶ月半ぶりくらいの映画! ということで短めのを観た。 実はサイクルロードレースは昔よく見てて、ブエルタ・ア・エスパーニャやツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリアなんかはもちろんツール・デ・フランドルとかパリルーベ、果てはシクロクロスなんかも見てたのでこの作品も観たいとは思ってたんだよね。 感想としてはさっぱりしててよかったんじゃね、という感じ。 ストーリーが起承転結かっちりしてるわけじゃなくて「起結」くらいだから2時間くらいの長さで観てたら多分飽きたんだろうけど、1時間弱なら間が持ちますね。 あと兄貴とカルメンひどくね? つか大泉洋が主役で最後に自転車ショー歌(自動車ショー歌の自転車版)が…
今年のロードレースシーズンの本格開幕を告げる「ミニ・ツール・ド・フランス」ことこのパリ~ニース。 その出場全23チーム161名のスタートリストと簡単なプレビューを記載していく。 レース中の参考に少しでもなれば幸い。 ↓コースプレビューは以下のリンクから↓ www.ringsride.work 1~.ボーラ・ハンスグローエ(BOH) 11~. チームDSM(DSM) 21~.EFエデュケーション・NIPPO(EFN) 31~.チーム・ユンボ・ヴィスマ(TJV) 41~.イネオス・グレナディアーズ(IGD) 51~. チーム・キュベカ・アソス(TQA) 61~.アスタナ・プレミアテック(APT) …
「怪物」の証明 イタリアはトスカーナ地方の田園地帯を走り抜ける美しくも険しいレース、「白い道」ストラーデ・ビアンケ。 セクター(イタリア語ではセットーレ)と呼ばれる11か所の未舗装路が劇的な展開を生むこのレースは、初開催は2007年とまだ歴史が浅いながら人気が高く、今年も多くの有力選手が出場する。 事前の注目選手、優勝候補としては 昨年の覇者、説明不可能なスーパー脚質のワウト・ファンアールト(チーム・ユンボ・ヴィスマ) 一昨年の覇者、そして現世界王者のジュリアン・アラフィリップ(ドゥクーニンク・クイックステップ) 常識を打ち破り続ける「怪物」マチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス…
今年は1級山頂フィニッシュが2つ!! ヨーロッパでのワールドツアーのステージレース開幕となるパリ~ニース。 個人的には、2019年のこのレースから自分のロードレース観戦は始まり、そして翌年にはこのブログで初めて感想記事を書いたレースなので、とても思い入れがあるレースです。 例年通り、平坦、丘陵、TT、山岳とバランスよく織り交ざった「太陽に向かうレース」ですが、今年は1級山頂フィニッシュが第4ステージと第7ステージの2回登場しますので、総合優勝のためにはこれまで以上に登坂力が求められる事でしょう。 その辺りも踏まえて、注目選手を紹介していきたいと思います。 総合系選手 プリモシュ・ログリッチ(チ…
実力者が躍動する後半戦 今シーズン最初のワールドツアーレース、UAEツアー。 前半の3ステージでは横風による分断やアルペシン・フェニックスの撤退という波乱も含みつつ、マチュー・ファンデルプール(アルペシン)、フィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアーズ)、タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)といった活躍が期待された実力者がしっかりと結果を残した印象。 www.kiwaroadrace.com 現在の総合順位は以下の通り。 1位:ポガチャル 2位:アダム・イェーツ(イネオス・グレナディアーズ)+43秒 3位:ジョアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ)+1分3秒 果たして総…
緊急事態宣言で外出が減ってるので、自転車漫画を読みなおしたり、新しい自転車漫画を開拓したり。 色々あるけど個人的に好きな奴を。 「茄子」(黒田硫黄)☆☆☆☆☆ 「弱虫ペダル」(渡辺航)☆☆☆ 「シャカリキ!」(曽田正人) ☆☆☆☆☆ 「のりりん」(鬼頭莫宏)☆☆☆☆ 「ろんぐらいだぁす」(三宅大志)☆☆☆ 「サイクル。」(レンゴク)☆☆☆☆ 「ツール・ド・アンダーワールド」(なかざき冬 楠風夏)☆☆☆ 「茄子」(黒田硫黄)☆☆☆☆☆ アニメが圧倒的に有名だが、実は黒田硫黄の手による原作漫画も素晴らしい。というかこのエントリーの8割はこの作品を推したいがために書いたようなものだ。 漫画は実は自転…
今年最初のワールドツアーレース。 舞台はアラブ首長国連邦。UAEチーム・エミレーツのお膝元であるこの地で開催される全7ステージのステージレースは、今年で3回目。 とはいえ、前身のドバイ・ツアーやアブダビ・ツアーの各レースの特徴をしっかりと取り込んだうえで発展し、集団スプリントステージと山頂フィニッシュ、そして個人タイムトライアルとがバランスよく設定されている。 かつ、中東マネーを利用して豪華な選手たちを招聘し、カメラワークもかなりクオリティが高いために、個人的に「第4のグランツール」と呼んでもいいくらいにお気に入りのレースである。 今年は初日に大波乱が巻き起こったものの、やはり激熱の展開が続く…
今シーズン最初のワールドツアー! 今年も新型コロナウィルスの影響で中止になるレースもある中、やっと今シーズン最初のワールドツアーカテゴリーのレースが開催となります! その栄えある「開幕レース」となったのは、昨年は新型コロナウィルスの影響で中断となってしまったUAEツアー。 平坦ステージ4つ、山岳ステージ2つ、個人TTステージ1つと、見どころがバランスよく(パンチャーや逃げ屋は活躍所が無いですが…)盛り込まれ、これが今シーズン最初のレースとなる有力選手も多数います。 GCNも今シーズン最初の日本語実況付きでの配信となるこのレース、個人的な注目選手を挙げていきたいと思います。 総合系選手 タデイ・…