チンギス・ハーン(テムジン)が興した帝国。
チンギス・ハーン及びその息子たちの代にかけて(13世紀〜14世紀)、アジアの大半及びヨーロッパの一部にいたる地域を支配する史上最大の帝国になった。
どの段階から「帝国」と見做すか*1は議論の材料にできるが、普通は1206年のクリルタイでテムジンが大ハーンになった時点が採用される。
チンギス・ハーンの孫・フビライが1260年に大ハーンに即位すると、元王朝と他の4つのハーン国(オゴタイ・ハーン国、チャガタイ・ハーン国、イル・ハーン国、キプチャク・ハーン国)に分裂した。