気付けば、社会学も意外とやっている。 焦点に置いたことはなかったし、学生時代は(「社会学」という分野というか営みそのものに対して?)反発したりしていた気がするのだが。 一方で、哲学をやる以上、近代以降は無視することはできない。 ただ、学生時代は、「自分が置ける・置きたい社会学のポジション」が(既存の学界上に)「無い」ことをひたすら確認するだけの作業になっていたのだ。 自分がやりたかったのは「経営社会学」だったのだが、社会学界内では「生きた」ポジションやテーマとして殆ど存在しなかったのだ。 (「産業社会学」「労働社会学」というものは有力だが、著しく「労働」=マルクス主義寄りで、受容しがたかった。…