親子3代の誕生を記録したカメラ 私が生まれたのは1958年。父が赤ん坊だった私を写したのが、「リコーフレックス ダイヤ」。 1955年発売。当時の価格で9,800円。大卒公務員の初任給が8,700円という時代でしたから、カメラがまだまだ高値の花という時期に、庶民に優しい価格のカメラとして、かなり人気があったらしいです。 父は私が30歳の時に亡くなったので、父の遺品のような思い入れがあり、大事に保管してきました。 リコーフレックス ダイヤ ファインダーカバーを開けた状態。上のレンズはビューレンズ。下のレンズが撮影用。撮影レンズの両脇に出ているバーがフォーカシングレバー。 その後も時折持ち出しては…