月 ほとんどみちて まんまるく かがやく もう一度 と また 見上げたら もう すでに 雲に隠れていた… 残像 目を瞑って こころにおもい ありがとう… 言った ほんのすこし 涼しくなった どこへもゆけず 身動きとれない そんな こころ けれども へんてこでも わたしご飯つくって その 買い出しにはゆけて この きびしい暑さのなか つくって 食べられているんだ… ありがとうだねえ それしかないねえ シーちゃん ここに いて できることは この お家 古屋 かるく かるく うつくしくしてあげること… 一日 ひとつ でも 一日 一枚の布でも… つなげて つみかさなって いま なのだから… と 自分…