リスト::漫画家 漫画家 誕生日:1952年10月7日 血液型:O型 出身地:北海道札幌市 「はみだしっ子」シリーズ、「ルーとソロモン」シリーズなど、英国風諧謔を持ち味にした作家。 緻密な絵柄と膨大なネームで、人と人の間にあるもの全てを逃げずに描こうとする。
1973年、「ぼくらのお見合い」(別冊マーガレット)でデビュー。 1975年〜81年、「はみだしっ子」シリーズ(花とゆめ)で人気を博す。 1995年3月20日逝去。享年42歳。
三原順が「Die Energie 5.2☆11.8」という作品の中で、「オレは加害者でいい」という言葉を登場人物に言わせている。 三原順がそういう人物像を描きたがった気持ちというのはすごく分かって、世の中にはあまりにも被害者があふれている。 理解してくれない夫に悩む妻、理解してくれない妻にうんざりしてる夫。横暴な上司に苦しめられる部下、わがままな友人に迷惑をかけられてる人、悪意のあるご近所に困っている人。大国に搾取される弱国、大企業に振り回される零細企業、政府に欺かれる人民。 理解してくれない夫は横暴な上司のせいだといい、横暴な上司はライバルの大企業のせいだといい、企業は政府のせいだといい、政…
三原順さんが描かれた、「はみだしっ子」という漫画があります。 この漫画が読みたくなり、購入しました。パラパラと読みながら、長い年月の中で、記憶の底に埋もれていましたが、少しずつ思い出してきました。 言葉の一つ一つをじっくりと味わって大事に読みたい作品です。 絵柄はかわいらしいです。そして、ギャグの要素もあります。セリフのやり取りなど、作者のものすごいセンスの良さを感じます。作品のテーマはかなり深くて重いです。でも、センスの良い言葉のやり取りや、ギャグの要素がバランスよくて、深く重いテーマながら、面白く読める作品です。 4人の少年たちが登場し、それぞれ性格もだいぶ違うため、推しキャラができるかも…
『俺はあばれはっちゃく』52話より 乙女コミックの正体 いつの『花とゆめ』か ここまでしか分からなかった 乙女コミックの正体 『俺はあばれはっちゃく』52話「恐怖の劇画だマル秘作戦」に出てくる漫画雑誌『乙女コミック』。『乙女コミック』には、明子と小百合、てるほが大好きな漫画、三ツ色すみれの『湖は今日もエメラルド』が連載されています。 漫画雑誌の『乙女コミック』も漫画家の三ッ色すみれも『湖は今日もエメラルド』も実在しない、ドラマの中の架空の雑誌であり、漫画家であり、漫画作品なのですが、この話に登場した架空の雑誌『乙女コミック』は実在する漫画雑誌から作られています。『乙女コミック』の元になった実在…
ここ、半年ほどの間に、急に昔の少女漫画が読みたくなり、ネットで購入しています。池田理代子先生の「ベルサイユのばら」「オルフェウスの窓」 そして萩尾望都先生の「ポーの一族」「トーマの心臓」「11月のギムナジウム」 木原敏江先生の「ユンタームアリー」(摩利と新吾の欧州秘話)も買いました。 そして、最近山本鈴美香先生の「七つの黄金郷(エルドラド)」を購入しました。 そして、そういえばと思いだして読みたくなったのが、三原順先生の「はみだしっ子」です。 これも、購入しました。でも、まだ、読み始めていないです。内容が重かった、難しかったという印象ですが、大人になった今なら少しは理解できるかもしれないと思っ…
8月に入って4日目、そのうち3日が真夏日の30℃超え。 近年は札幌も夏の間には31℃前後はふつうに観測されるのですが、34℃超えってのはやはり異常と言いたくもなります。 午後になってひっさびさにやっと慈雨。 日中に涼しい風が窓から入ってくるのは本当にひさしぶり。 明日からはオリンピックの競歩が午後4時半から開始されます。 多分そのためのリハーサルが会場近隣で行われているはず。 今日、街なかへ出かけようと思っていたのですが取りやめました。 かなり迷ったのだけれど、やはり今、中心部に出るのはリスクが大きすぎると判断して。 今日でかけないということは、会期終了までこの後も出かけないということ。 残念…
この作品を急に思いだしました。 読んだのが、10代の前半で、小学生か中学生ぐらいでした。ストーリーが分からなかったわけではないのですが、作者の伝えたかったメッセージを理解できたのかどうか、その年代には、難解な作品でした。 でも、大人になった今なら、もう少し理解できるのかもしれません。 もう一回、きちんと読み直してみたいと思いました。 この頃、子ども時代のことを思い出します。 人間の記憶って不思議ですね。何十年も記憶の底に埋もれていたことをフッと思い出すのに、つい最近のことはどんどん忘れていきます笑 作者の三原順さんは、1995年に42歳でお亡くなりになっているそうです。 亡くなられた時まだお若…