1998年「小学館」 「夢の碑」シリーズの中で私が一番好きで読み返した作品です。 と思っていたら作者木原敏江氏もシリーズ一番のお気に入りと書かれていて「そうですよねえ」と思ってしまいました。 ここのとこ日本史南北朝時代に思いを寄せていてやはりこの作品を取り出してしまいました。 正確にいうと(というか木原氏の説明でも)この作品はすでに南北朝ではなくすでに室町時代となっている頃、南朝の残党の物語であります。 ネタバレします。 冒頭、根姫(ネキ)という女猿楽師の少女が登場する。 彼女は両親と死に別れひとり舞楽によって生活をしていた。 そこに旅の僧侶と出会う。 会いしなに僧侶はネキの秘密「頭にはえた角…