ノースキャロライナの私立名門校デューク大学の図書館に、日本の漫画がかなりあると聞いた。 職場のすぐ近くなので寄ったら、大島弓子全集を見つけた。 うわぁぁ、十代の時、一番好きだった漫画家だ。 こんなところで誰にも借りられずに、まっさらの状態でひっそり置かれてた。 私を待っていたかのように。 即借り。 それでここ一週間、大島弓子を読み漁っていた。「ジョカヘ」、「10月は二つある」、「フロイト式蘭丸」、「さようなら女たち」、「バナナブレッドのプティング」、読んでいて、あぁ、この台詞、このシーン、懐かしくて涙が出そう。 大島漫画は、少女漫画にあるあるのイジワルキャラとか出てこない。 今でいう、不思議ち…