近年、妊娠や出産を取り巻く医療は大きく進歩しています。その一方で、妊婦や家族が向き合う選択や課題も多様化しています。 国立成育医療研究センターなどの調査によると、2023年に出生前診断を受けた妊婦は全体の11.5%に達し、NIPT(新型出生前診断)が導入される前の2011年と比べて約4倍に増加しました。特に採血のみで受けられるNIPTは母体への負担が少なく、年齢制限の実質撤廃もあり、利用が急速に広がっています。 一方で、検査技術の進歩だけでは解決できない課題もあります。研究チームは、検査を受ける人が増える中で、十分な説明や心理的サポートを行うカウンセリング体制の整備が重要だと指摘しています。出…