日本産科婦人科学会では「妊娠22週未満の妊娠中絶を流産」と定義し、22週以降の場合「死産」と定義されている。 一般的に流産というと自然妊娠中絶のことを指す場合が多い。
流産の医学 ― 仕組み、治療法、最善のケア
赤ちゃんの死を前にして―流産・死産・新生児死亡への関わり方とこころのケア
①からの続き 数日は全く出血がなかったものの、再び少量の出血が毎日あり、 2度目の診察の朝から明らかに出血が増え、素人でもこれは普通ではないと分かりました。 診察では少し大きくなっているものの心拍も見えず、出血量からも育たない可能性が高いと言われました。また夜間や休日に流産が始まっても何もできることはないので、急いで夜間診療にかかる必要はないとも言われました。 また1週間後に診察の予約を取り終了。 少しだけ成長したエコー写真は渡されませんでした。 帰宅後流産について調べ、自然排出か流産の手術を受けるかどちらかを選ぶということを知りました。また自然排出ではひどい腹痛と大量出血を経験された方のお話…
人生2回目の妊娠の記録です。 結果的に初期の流産となってしまいとても残念ですが、短い妊娠期間に感じたいくつかの違和感(無事に生まれてきてくれた1人目のときとの違い)や経過について残しておきたいと思います。 かねてより2人目妊活中の我が家。 2月に妊娠検査薬で陽性を確認。 すぐに体調が悪くなる・・・と思いきや、つわりが、全く、ない。 この頃は、こんなに体調が良いなんて、世の中の妊婦さんに申し訳ないなどとのんきに考えていましたが、これがひとつ目の違和感。 つわりの有無と無事に出産となるかどうかに関係がないことはわかっていますが、後から考えると1人目の時との大きな違いとして心に残っています。 しばら…
こんにちは☺ 私はこの一年仕事と子育てに奮闘してきました。 そして子供をもう一人……と考えはじめましたが 人生は甘くなかった!! 排卵がうまく出来ていないことが分かり、 排卵誘発剤を飲み始めいつもと体調が変わり とてもしんどかった。 そしてついに妊娠した! と喜んでいましたが過去に3回の流産経験があり 出血も多くて、気が抜けない。 10週を迎え少しずつ心に余裕が出たり 安心してはいけないと思ったりで 心が忙しい。 11週6日。 明らかに出血が増えた。 これはダメかもとすぐに病院に電話をして 受診しましたが、やはり心音確認できず。 流産は何回経験しても悲しいですね。 みなさんは、『不妊症』という…
前回は稽留流産と診断されたところまででしたが、ここからは自然排出までの話をします。 家に帰ってから出血も多くなり腹痛も酷くなり、一定の間隔で痛みが続いていました。ひどい生理痛のときに吐いてしまうのですが、このときも同じように吐いてしまいました。 正直血の塊なのか胎嚢なのかよくわからなかったので、それらしきものは一旦保管しておくことにしました。 翌日5センチ位の塊がでて痛みもなくなったのでこれが胎嚢を含んだ内容物なのだとわかりました。 病院からは排出された胎嚢を検査すると事前に言われていたため、ナプキンに内容物を包みジップロックに入れて冷蔵庫保管し、病院へ持って行きました。 内診を行い内容物が残…
私は今不妊治療のをする前提で 下垂体腺腫という小さな病気?を薬物療法しているのですが、 先日母親から いとこが流産したらしいという報告をうけました。 私はいとこが苦手です。 昔はなんとも思わなかったのですが、 私の家の近くに引っ越ししてから悪目立ちをしているので、 だんだんと苦手になっていきました。 たとえば、いとこは子どもが一人いるんですが、 私がいるときにわざと子どもをみせに来たりしているんですよね。 それがわざとなのか、何も考えていないのかは知らないですが。 その他にも、まずどこぞの(良くない方向で)話題になっているキリスト系統の宗教に洗礼をうけていることや、 人の気持ちを土足で入ってく…
タブーの話題 現在妊娠中で5月に出産予定の私が、どうしてまた赤ちゃんがほしいと思ったのか。 そう思うまでにたくさんの時間と葛藤があった。 前回流産してから、今回また赤ちゃんがほしいと思い妊活を始めるまで、およそ2年が経過していた。 その間、挙げていなかった結婚式をしたり、転職をしたり、充実した日常を過ごしていた。 最初は、また同じことを繰り返したらどうしようと、すぐにまた赤ちゃんがほしいと思うことはできずにいた。 夫婦の間では私たちの赤ちゃんの話は暗黙の了解でタブーのような扱いになっていたし、友人の妊娠・出産の話なんかもなんとなく軽く話すことくらいしかできずにいた。 ありがたいことに、私や夫の…
帰宅 手術を終えてからおよそ一時間ほど動けずに病院のベッドで休んだ。 その間に2回吐いた。 万全では全くなかったけど、早く帰ってゆっくりしたい気持ちもあって、なんとか動けそうと思って帰宅することにした。 当日婚姻を終えておらず、住んでいるところも別々。 病院からは夫が一人暮らししている家の方が近かったので、そのまま夫の家の方へ帰った。 車で15分くらいの距離だったと思うけど、もともと車酔いしやすい体質なうえに、麻酔の効果もあって、かなり吐き気がすごく、ちょうど着いた時にまた吐いた。 完全には回りきっていない頭でフラフラの状態で部屋に入り、私はそのままベッドで眠った。 手術が午前中開始で、お昼過…
稽留流産手術当日 病院と決めていた日程は、流産発覚から3日後だった。 手術のために必要なものがいくつかあり、例えば バスタオル2枚 生理用ショーツ 夜用の生理用ナプキン など。 どこかを切るわけではないけど、手術後に血が出る可能性があるため、生理用ショーツにナプキンを装着した状態のものを手術後の着替えとして用意してほしいと言われた。 予定の時間に病院へ向かうと、すぐにエコー検査が始まった。 本当に赤ちゃんの心臓は動いていないか最終確認。 何度もドラマのように 「奇跡的に戻ってます!」 となればいいなと願った。 もちろんそんなことあるわけはなく、まだ小さくて、人間らしい姿になりきれていない、だけ…
オッス、オラ悟空! 久しぶりの記事になります。 お題「はてなブログをはじめたきっかけ」 正しくは、はてばブログを再開したきっかけですが。 みなさん、お元気でしょうか?約5年ぶりにこのブログを書くにあたり、テーマにすごく悩みました。 そもそも、なぜブログを書こうと思ったのか。答えはシンプルです―― 人生難しい。。。 ハードモードの壁にぶつかり、その軌跡を誰かと共有したいと思い、再び筆を取りました。完全に自己満足な内容ですが、もしかしたらこれは過去の自分、5年前の私に向けた手紙なのかもしれません。 悟空になりたかった。 ドラゴンボールの悟空のように、圧倒的な強さを手に入れたかった。でも、悟空にはな…
気持ちの整理がつかない 始めての妊娠が流産となり、「そうだよな」と理解する部分とと受け入れられない本心とで気持ちの整理が全くつかない状態でした。数日前まで心臓が動いていたのに!と思うとやり切れず、赤ちゃんが死んでしまったのに自分だけ生きているなんてとてもできないと本気で思っていました。 とても通常の生活を送れる精神状態ではなく、流産手術も予定していたため土日込みで5日間休めるよう仕事は休暇を取り、自宅で安静にして過ごしました。事情を伝える電話越しに上司が動揺しているのが伝わり、こんな話をするはずじゃなかったのにと手足が震える。 流産なんて自分が経験するなんて思ってもみなかったというのが本音で、…