カメラが旅行者に扮して世界の街を紹介する。NHKの番組。
「街の歩き方」に徹底的にこだわる新感覚の紀行番組。 特殊機材による滑らかな移動映像をふんだんに活かし、視聴者は大画面であたかもその街を歩いている感覚を味わい、街角で地元の人々に出会い、微笑み、笑いを通じ街を知っていく。 出演者にナビゲーターは配さず、カメラ目線を旅人の目線に、出会う人々の言葉やしぐさを丁寧に描き、街の日常生活の感覚を伝える。
目次 1.コーンウォール州 2.コーンウォール州の港町 1.コーンウォール州 今日は2009年9月24日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたイギリスのコーンウォールについて調べてみた。 隣のデヴォン州と同様にコーンウォール半島に位置する。 半島の先端部は南北に分かれており、南側のリザード岬はイングランド本土の最南端、北側のランズエンド岬はイングランド本土の最西端となっている。両岬に挟まれた入江はマウント湾と呼ばれる。湾に浮かぶセント・マイケルズ・マウント(聖ミカエル島)は引潮時のみ本土とつながることから「イギリス版モン・サン=ミシェル」と呼ばれる観光地になっている。 本土の英国から橋をかけずに…
目次 1.デヴォン州 2.ダートムーア 3.バスカヴィル家の犬 1.デヴォン州 今日は2009年9月17日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたイギリスのダートムーアについて調べてみた。 ダートムーアはコーンウォール半島のデヴォン州に位置する。 コーンウォール半島は三方を海に囲まれ、イングランド本土とつながる、半島の東側は丘陵地帯になっている。地形的に孤立しがちであり、独立した文化圏を形成していた。 沿岸の大部分は大西洋の荒波に浸食されたリアス式海岸で、断崖と断崖の間の入江には砂礫が堆積し、天然の良港となる砂浜ができた。 町と町の間にある複雑な海岸線は陸上交通を阻害し、孤立の要因にもなった。 デ…
目次 1.コッツウォルズとは 2.マルムズベリー 3.バートン・オン・ザ・ウォーター 4.ウィンチコム 5.チッピング・カムデン 1.コッツウォルズとは 今日は2009年9月3日・10日の世界ふれあい街歩きで放送されたイギリスのコッツウォルズについて調べてみた。 コッツウォルズとはイングランドの中央部にある、標高300m程度の丘陵地帯。 ロンドンの北西から約200kmほどの位置で、イギリスらしい田園風景として人気の観光地である。 ローマ時代の影響が大きく、現在の主要道はローマ軍の掘削した街道がルーツ。 地面を掘り返すと当時の遺物も出土したりする。 この一帯は羊毛産業の集積地として発展し、現在も…
目次 1.ローザンヌの概要 2.ローザンヌの歴史と観光 1.ローザンヌの概要 今日は2009年8月27日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたスイスのローザンヌについて調べてみた。 wikipedia:ローザンヌ レマン湖の北岸中央部に位置する。 ヴォー州の州都でフランス語圏。 レマン湖は氷河の浸食によってできた盆地にローヌ川が流入してできた湖と考えられている。南西部で再びローヌ川としてフランス南部を通って地中海に流れ込んでいる。 湖畔の新市街と丘上の旧市街に分かれ、坂の多い町だ。 2.ローザンヌの歴史と観光 ローザンヌが歴史に登場するのは、古代ローマ時代。 ローマ軍が野営地を現在のヴィディやウ…
目次 1.西塘 2.西塘の歴史 1.西塘 今日は2009年7月30日放送の世界ふれあい街歩きで紹介された中国の西塘(シータン)について調べてみた。 浙江省嘉興市に属する。 省の名はこの地域最大の河川である銭塘江を指している。 河口部では大潮の時に海水が逆流し、激浪が川をさかのぼる海嘯(かいしょう)という現象で知られる。流路が激しく蛇行していることから浙江、折江などの別名があった。 沿岸部は古くから交易で栄えた。中国随一の島嶼部でもある。 内陸は丘陵地帯で竹の産地として有名。 西塘の行政名である西塘鎮の鎮とは町を表す普通名詞。 元々は政治経済の要地に駐留する軍団を指していた。 鎮が置かれた地には…
本日、新作アドベンチャーゲーム『Until Then』のSteamストアページが公開された。 ……ということをゲームメディアの報道で知ったのだが、これがなんとも面白そうな作品なので、ぜひその期待を語りたい。 詳細を知りたい方は、Game*Sparkの、 ソーシャルメディアでも人間関係を築き謎を解く2.5Dドット絵ADV『Until Then』Steamストアページ公開―謎の異変の中、いいね!やコメントの先にあるものは という記事を参照してほしい。(リンクを貼っていいのか不明なため各自検索してみてもらいたい) 主人公はインターネットネイティブ ビジュアルの第一印象 さて、本作の存在を自分は今日知…
目次 1.リュブリャナの概要 2.リュブリャナの観光 1.リュブリャナの概要 今日は2009年7月9日放送の世界ふれあい街歩きで紹介されたスロベニアの首都リュブリャナについて調べてみた。 wikipedia:リュブリャナ スロベニアの中央部に位置し、リュブリャニツァ川流域が町の中心部。 人口は30万人弱で国内では最大の都市。 元々は湿地帯で古代の高床住居が発掘されている。 ローマ、フン族などの到来を経てスラブ人が定住するようになる。 13世紀以降はオーストリアや神聖ローマ帝国の傘下に入り、ルネサンス様式やバロック様式の町並みが築かれた。 第一次大戦終結後はユーゴスラビアの一員となる。 1991…
目次 1.ミラノの歴史 2.ミラノの観光 1.ミラノの歴史 今日は2009年5月21日放送の世界ふれあい街歩きで紹介された、イタリアのミラノについて調べてみた。wikipedia:ミラノ イタリア北西部に位置し、ロンバルディア州の州都。 古代ケルト人の町をもとに、ローマ帝国の支配下で繁栄。 西ローマ帝国の首都となったが、ゴート族により一度滅亡。 中世は大司教の統治から、富裕貴族による自治都市へと変貌し、ヴィスコンティ家によるミラノ公国となった。 ルネサンス期にはレオナルド・ダ・ヴィンチも滞在。 その後は神聖ローマ帝国やハプスブルク家の支配を経て、19世紀のイタリア統一運動の中心となる。イタリア…
全国的に大晦日。朝寝坊して遅めの朝食をダラダラ食べた。テレビを見ながら・・・丁度、NHKは BS1スペシャル デジタル・ウクライナⅡ~埋もれた戦禍を追う~ という番組で、その途中から観た。内容としては・・・〈ロシアに完全掌握されたウクライナ東部の要衝マリウポリを徹底解析。ロシア側の過酷な“選別”の実態、さらにロシア市民による極秘支援ネットワークの存在が明らかに。(NHK番組表より)〉というコトだ。 それが終わると 世界ふれあい街歩き「ウクライナ キエフ 特別版」 が放送された。〈2019年、戦禍前のウクライナのキーウ(キエフ)を歩いた番組を再放送する。旧ソビエトからの独立後も欧米とロシアのはざ…
紛争から24年、『宗派の壁』の解消を祈りたい! 一昨日、『世界ふれあい街歩き』を観ました。 少し紹介しますと…。 舞台は、『ベルファスト』という名のイギリス 北アイルランドの中心都市で、1998年まで 30年間に渉り、内部紛争が続き3000人の 尊い命が失われた過去がある。 イギリスの西に浮かぶ『アイルランド島』では 『プロテスタント』を信仰するイギリスからの 移住者と、『カトリック』を信仰する先住民と の間で争いが絶えず、20世紀初めに、南部が アイルランド共和国として独立。 『ベルファスト』は、北アイルランドとして、 イギリスに留まるが、宗派の異なる住民の間で 内部紛争が続いていた。 爆弾…