破裂脳動脈瘤に対するコイル塞栓術中、血栓性合併症を経験しました。 57F 左ICPC AN破裂 D=7*6*5mm、N=4mm。 WFNS gradeⅢ MVR既往、pAf併存のため、元々EDXB内服中 初療時、当直医師によりオンデキサが投与された。 駆け付けた際に、SAH急性期は血栓傾向に傾いているので、オンデキサで血栓形成は問題ないかと議論しましたが、既にオンデキサは投与しており、とりあえず治療へ。 コイル塞栓術開始後、通常通り全身ヘパリン化を開始した。 が、ヘパリンを投与後も一向にACTが延長しない。 10,000Uを超えてもACTがpre値と変わらない。 カテーテルシステムは、8Fr …