法的な側面だけではパワハラは語れないと思う。 blog.kaname-fujita.work -----講義録始め----- 以下は「パワハラの法的問題」という題名の講義の書き起こしを整理した文章です。 パワハラの法的問題と現状 パワハラ(パワーハラスメント)は、上司の立場を利用して強制的な側面を持つ問題である。この問題は、24年3月に厚労省の円卓会議で取り上げられ、以下のような具体的な事例が挙げられた。 身体的な攻撃 精神的な攻撃 人間関係からの切りはずし 過大な要求 過小な要求 私的領域の侵害 企業の70%以上が相談窓口を設置しているが、99人以下の企業では40%未満である。メンタルヘルス…
さて、本日は日本のメディアでは殆ど語られない日韓の大きな違いについて扱っていきます。 初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。ブログ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由 - 日韓問題(初心者向け)注意 ・このブログは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています・当ブログのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらどう思うか」という客観性を常に持ちましょう・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください 先日の韓…
伊藤先生のグーグルマップは個人情報データベース等か 東京地判令5.10.4(令4ワ26758) - IT・システム判例メモを読んで、気になったことがあったのでメモしておきます。 前提 個人情報保護法の条文等 個人情報保護法は、概ね、個人に関する情報で特定の個人を識別できるものを「個人情報」と命名した上で、これを体系的に構成したものを[「個人情報データベース等」と命名し、これを構成する個人情報を「個人データ」と命名し、さらに、そのうち個人情報取扱事業者が開示等の権限を有するものを「保有個人データ」と命名している。 個人情報保護法の多くの条項は「個人データ」の取扱いを規制している。「個人情報」が対…
プラクティス知的財産法II〈著作権法〉 (プラクティスシリーズ) 作者:田村 善之,高瀬 亜富,平澤 卓人 信山社 Amazon 一通り目を通してみたので感想をメモ。著作権法を仕事で使うのであれば、間違いなく座右にあるべき本の一冊と感じた。
Eテレ番組の「将棋フォーカス」において、原告が運営するサイトの文章と類似するナレーション・字幕が使用されたことについて、著作者人格権侵害となるかが争われた事例。
【訴状】鈴木エイト裁判とは?拉致監禁被害12年5カ月・後藤徹氏が名誉棄損で鈴木エイト氏を提訴後藤徹氏は令和5年10月4日、ジャーナリストの鈴木エイト氏の発言等で名誉を棄損されたことを理由に、同氏に1100万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地方裁判所に起こした。 訴状より、エイト発言が名誉毀損を構成する理由です。 https://t.co/pcqdYSxGmf pic.twitter.com/Mkq6eKCxDg — 弁護士 徳永信一 (@tokushinchannel) 2023年11月2日 訴状一部公開 そんな反社会的団体による「被害者アピール」は取り上げる価値もなく「どうでもいい」こと。…
前の記事( 著作権ビジネスの幕開け:テレビ産業のワークライフとテクノロジーの舞台裏 - スマートなワークテック ) 近年、動画配信等で、配信やら動画やらあるので、 下記ふわっとしている皆様がふわっとしている法律について 書いてみました。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 日本の法律は大陸法の為、法律の趣旨が1条に書いてあります。 第一条 この法律は、著作物並びに実演、レコード及び放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与する…
2023年10月25日 在日コリアン崔江以子さんへのヘイトスピーチがあったとする訴訟で、横浜地裁川崎支部の櫻井佐英裁判長は原告の勝訴判決を下しました 被告となった日本人が匿名のブログで「日本国に仇なす敵国人め。さっさと祖国へ帰れ」と書き込んだことで差別されたとして、神奈川県川崎市に在住する在日コリアン3世で50歳の崔江以子さんが提訴した訴訟の判決が2023年10月12日に、横浜地裁川崎支部(櫻井佐英裁判長)でありました。 横浜地裁川崎支部の櫻井佐英裁判長は、「帰れ」はヘイトスピーチ解消法に定める差別的言動に当たり、憲法13条で保障される人格権を侵害する違法なものと認定しました。 茨城県つくば市…
たんぽぽ舎です。【TMM:No4877】 2023年10月3日(火)地震と原発事故情報− 5つの情報をお知らせします 転載・転送歓迎 ━━━━━━━ ★1.放射能汚染水の「海洋放出」に反対しよう! 国家安全保障戦略の一環とした日本の原発政策 人工放射能物質を拡散させる原発を廃棄しよう! (上)(3回の連載) (米軍Xバンドレーダー基地反対・京都/ 近畿連絡会 代表世話人 大湾宗則) ★2.「現行の避難計画が十分に影響を緩和しているかどうかが 問題になる」…仙台高裁瀬戸口裁判長 女川原発2号機再稼働差し止め訴訟で一歩前進 「河北新報」記事の紹介 上岡直見(環境経済研究所代表) ★3.あつい夏でも…
提携損保会社さまとリスクマネジメント情報交換会を開催しました。 取組事例や今後の推進に向けたテーマを議論した後は、懇親会でお酒を飲みながら、ワイワイと盛り上がりました! 「これからの損害保険」 損害保険は、偶然のリスクによって生じた損害をカバーする保険なのでその適用される範囲は幅広く、その内容はさまざまです。 旅行中に負ったケガや病気、携行品や現金の盗難、賠償事故を起こしてしまった時等に備える旅行保険は加入する方も多いと思います。 また最近では、ドローン保険もあり、ドローン・カメラ自体の損傷や操作ミス等による損害賠償や人格権侵害により賠償などに備える保険です。 リスクの多様化に伴って新しい保険…
岡口裁判官への弾劾裁判を考える市民集会 10月24日18時からが仙台弁護士会館で開催されます。 入場無料、事前申込みも不要。 ぜひご参加ください(__)。 その他の今日の司法ニュース 女性警視に「かわいいところあるやんか」、同僚男性警視の発言は人格権侵害…高裁が33万円支払い命じる判決 https://www.yomiuri.co.jp/national/20230914-OYT1T50194/ 交通人身事故 示談金「算定根拠は?」 仙台の弁護団、損保4社に質問状https://mainichi.jp/articles/20230915/ddl/k04/020/024000c 裁判官の実態は法…
7月15日(土)に青山学院大学 青山キャンパスにて開催したシンポジウム「歴史研究と著作権法―世田谷区史編纂問題から考える―」について報告します。 シンポジウムの概要は以下の記事をご参照ください。 https://setagayakushi-chosakuken.hatenablog.com/entry/2023/05/28/233336 当日は猛暑の中、会場参加71名、オンライン参加(最大)47名、計118名と、多くの方がご来場くださり、盛況なものとなりました。ご参加くださった方々、ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。 第1部 基調報告 ・シンポ開催の趣旨説明(谷口雄太 青…
たんぽぽ舎です。【TMM:No4812】 2023年7月11日(火)地震と原発事故情報− 3つの情報をお知らせします 転送歓迎 ━━━━━━━ ★1.原発推進GX法が成立しても止められる 原子力推進の矛盾はむしろ拡大 その3 原子炉等規制法改訂について 5.長期施設管理計画での劣化評価の在り方について 6.長期施設管理計画の許可基準について 7.長期施設管理計画の軽微な変更の判断主体について 8.長期施設管理計画での必要な措置について 6/17山崎ゼミの資料紹介 (その9)(連載) 小山芳樹(たんぽぽ舎) ★2.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ) ◆8/6(日)未来の福島…