日曜日、 何年振りだろうか。久しぶりに下北沢を訪問した。 以前一緒に働いていた先輩と、何人かでご飯の約束があったからだ。 当時は会社の近くに住んでいたけれど、転職して基本リモート勤務になったこともあり、古着屋がたくさんある下北沢にパートナーと一緒に引っ越したという。ファッションがとても個性的な人で、古着が大好きな人だったから、自分の好きなものに囲まれて暮らす生活は、きっと楽しいのだろう。終始ご機嫌だった。 この街は、古着だけじゃなくて、小劇場とか、個人経営のカフェや食堂など、ユニークなものが軒を連ねている街だ。以前来た時よりも、駅前の開発が進み、若干そのアイデンティティを失いかけているように見…