2024年1月の能登半島地震は、北陸地方に甚大な被害をもたらし、エネルギー供給や住宅の安全といった「当たり前の日常」の重要性を私たちに改めて突きつけました。石川県能美市に拠点を置き、60年以上にわたり地域のエネルギーインフラを支えてきた大城エネルギー株式会社。同社はLPガスやガソリンの供給に留まらず、近年では住宅リフォーム事業にも力を入れ、人々の暮らしを丸ごとサポートする「総合生活インフラ企業」へと進化を遂げています。今回は、この石川の老舗企業が、いかにして盤石な経営基盤を築き、地域の未来を支え続けているのか、その強さの秘密を第65期の決算公告から読み解いていきます。 20250320_65_…