保健室の先生

児童生徒が発達段階で経験する「歯の生え変わり」について、歯の種類や生える時期などを整理します。 歯の名称 1. 乳歯（子どもの歯） 乳歯は、一般的に6ヶ月頃に生え始め、約2歳半から3歳で20本すべてが生え揃います。乳歯は永久歯に置き換わるまで使われます。乳歯には以下の種類があります。 乳歯の種類 乳歯は合計で20本です。 2. 永久歯（大人の歯） 永久歯は、乳歯が抜けるときにその後に生えてくる歯です。大体6歳頃から生え始め、13歳頃までに生え揃うことが一般的です。永久歯は32本あります。種類は以下の通りです。 永久歯の種類 永久歯は合計で32本です（親知らずを含む）。 歯の成長 歯の生え始めや…

運動中の接触や転倒などにより、児童生徒が口腔内を負傷したり、歯が欠けたり抜けたりすることがあります。今回は、そうした場面での観察のポイントと応急処置についてまとめます。 歯の構造 基本のアセスメント（共通事項） 重度のケース 中等度のケース 軽度のケース まとめ 歯の構造 歯の構造 基本のアセスメント（共通事項） 問診：いつ・どこで・どのような状況で負傷したか／痛みの有無とその程度 視診：顔色、口の開閉の様子、歯列・歯の位置、歯の欠損・破折、歯肉の腫れや出血の有無 バイタルサイン：呼吸・脈拍・血圧・体温・意識レベル 既往歴：歯列矯正の有無、かかりつけの歯科医院があるかどうか 重度のケース 【主…

今回は、インフルエンザ流行期における養護教諭の対応について一緒に学んでいきます。 養護教諭として、インフルエンザの予防や感染拡大防止に向けた指導は大切な役割の一つです。また、教員採用試験の二次試験（模擬指導）などでも、流行予防策や生徒指導、教職員向けの講習について問われることがあるようです。 試験対策としても、実際の現場をイメージする上でも役立つように、具体的な対応を整理していきます。 インフルエンザとは 生徒への保健指導 予防のための基本的な習慣 流行時の注意点 教員向けの講習 ワクチンの重要性 学校内での感染拡大防止策 生徒対応のポイント まとめ インフルエンザとは インフルエンザは、急激…

今回は、感染症ごとの感染経路や潜伏期間、主な症状、感染拡大防止策についてまとめます。 新型コロナウイルス感染症 インフルエンザ 百日咳 麻疹（はしか） 流行性耳下腺炎（おたふくかぜ） 風疹 水痘（みずぼうそう） 咽頭結膜熱 結核 髄膜炎菌性髄膜炎（侵襲性髄膜菌感染症） まとめ 新型コロナウイルス感染症 病原体：SARSコロナウイルス 潜伏期間：1-14日。オミクロン株 2-3日。 感染経路：飛沫感染、接触感染 症状：発熱、咽頭痛、熱性けいれん、クループ*1 インフルエンザ 病原体：インフルエンザウイルス 潜伏期間：1-4日 感染経路：飛沫感染、接触感染 症状：悪寒、頭痛、高熱、咳、鼻汁で発病。…

今回は、学校環境衛生活動の定期検査や臨時検査の基準である、学校環境衛生基準の検査項目と基準を確認していきます。 *1 教室等の環境 水質 水泳プール 学校の清潔 ネズミ・衛生害虫等 本日のまとめ（確認問題） 教室等の環境 学校環境衛生基準に基づく検査項目と基準について確認していきます。以下の表に、主な検査項目とその実施頻度、基準を示します。 教室等の環境 学校環境衛生基準1 教室等の環境 学校環境衛生基準2 水質 水質検査は毎学年1回定期に行います。水源や施設によって検査項目が異なります。 雑用水の水質検査では、pH値、臭気、外観、大腸菌、遊離残留塩素が検査項目となります。基準値は、pH値、臭…

今回から、学校環境衛生についてまとめていきます。 前回までの内容は学校健康診断についてまとめましたので、気になる方はそちらの記事もご覧ください。 学校環境衛生の目的 学校環境衛生活動の法的根拠 学校環境衛生活動 定期検査 日常点検 臨時検査 本日の１枚 学校環境衛生の目的 学校環境衛生は保健管理活動の一環であり、その目的は以下の３点です。 1. 児童生徒の健康の保護、心身の発達の促進、健康の保持増進 2. 児童生徒の学習能率の向上 3. 児童生徒の情操の育成 学校環境衛生活動の法的根拠 学校における適切な環境の維持・改善については、学校保健安全法第6条第2・3項に規定されています。また、環境衛…

こんばんは〜🌼やっと金曜日ですね。今週は息子達の登園拒否がひどくて。週末が待ち遠しかった。息子達頑張ったね。そして私と夫もよく耐え抜いた。 息子達も夫もすぐに寝たので一人で起きてきました。一人で晩酌タイム〜🍺なんかお酒ばっかり載せてすみません。笑 けど週末しか飲んでないよ！👏 昔は毎日飲んでました。平日お酒を飲むのをやめたら、スルスル〜っと痩せました。またこの話もブログにいつか書きます✏️ 今日の晩酌 今日はスプリングバレーとおせんべい🥰最高です。 さて、気を取り直して、今日のブログは 「養護教諭の嫌いなところ【５選】」 前回のブログでは、「養護教諭のいいところ【５選】」を熱く語りましたが、今…