コロナウイルスの新規感染者数が、主要7ヶ国(G7)の中で、日本が最多となりました。 多くの国が、往来再開にかじを切るのと対照に、日本は厳格な水際対策を続けています。 しかし、海外からの感染の流入を防ぐ目的と、すでに感染が国内でまん延する状況との間には、大きな乖離が生じています。 日本の新規感染者数(7日移動平均)は、7月26日時点で、17万6,000人と1ヶ月で10倍以上に膨らみ、米国(12万9,000人)を上回りました。 感染力が強い、オミクロン型の派生型「BA.5」へ置き換わりが進み、感染拡大に歯止めがかかりません。 今年前半の国内感染状況が、各国よりは比較的落ち着いていたため、免疫を持っ…