企業などが自然環境を汚すことによって、地域住民の安寧や健康を妨げること。 大気汚染・水質汚染・土壌汚染・地盤沈下・騒音・悪臭・振動を典型七公害という。
足尾鉱毒事件・別子銅山煙害事件・四阪島精錬所煙害問題・日立鉱山煙害事件・秋田県小坂鉱山煙害問題・神鋼銅山煙害問題・安中町亜鉛精錬所煙害問題・八幡製鉄所煤塵水質汚濁問題・大阪煤煙問題・荒田川工場排水問題・朝野セメント降灰問題・石狩川パルプ工場排水問題
水俣病・新潟水俣病・イタイイタイ病・四日市喘息
路線バスの通行による交通振動に悩まされて早数年。日々の観測と地道な対応を通して感じたこと、取り組んできたことを記録として残したいと思い、この日記を書きました。現在進行形ではありますが、以下にこれまでの流れをまとめています。 現在の道路状況 我が家を揺らすバス通過 観測と対応の日々 行政・関係機関への相談 『公害紛争処理制度』との出会い 相談窓口にメールしてみた 辿り着くまでの2つのハードル
日本の公害史に刻まれた悲劇 国立水俣病研究センター 皆さん、こんにちは。 今回は水俣病に関する雑学をご紹介します。 水俣病は、日本の公害の歴史における最も深刻な事件の一つです1950年代に熊本県水俣市で発生し、多くの人々が原因不明の病に苦しみました。 後にチッソ株式会社の工場排水に含まれていたメチル水銀が原因であることが判明し、公害病として社会問題へと発展していきました。 本記事では、水俣病の発生から原因、被害、そして現在までの経緯について詳しく解説します。 水俣病の発生 水俣病は、1956年5月1日に熊本県水俣市で公式に確認されました。 水俣湾沿岸の住民の間で、手足の痺れ、歩行困難、言語障害…
東日本大震災による原発事故以降、日本国内では原発の廃止か再稼働かについての議論が続いています。しかし、その原発に使用されているウランがどこで採掘されているのか、知っている人はごくわずかでしょう。そもそも気にしたことがないという人も多いかもしれません。 ウランの主な採掘国はオーストラリア、カザフスタン、カナダなどですが、近年ではモンゴルでも盛んに採掘されています。 モンゴルで採掘されるのはウランだけではなく、金、銅、石炭、蛍石、モリブデン、タングステンなど、さまざまな鉱物が掘り出され、世界中から注目を集めています。 しかし、その影でモンゴルでは深刻な問題が発生しています。この現実がほとんど報道さ…
環境問題の歴史:過去から学び、未来へつなぐ はじめに 環境問題は、現代社会において最も重要な課題の一つです。地球温暖化、大気汚染、水質汚染、森林破壊など、その影響は私たちの生活、そして健康に深く関わっています。薬学生の皆さんにとって、環境問題は単に社会的な問題としてだけでなく、薬学研究や医薬品開発にも密接に関わる重要なテーマです。 この記事では、環境問題の歴史を振り返り、その変遷と背景にある社会的な要因を解説します。過去の教訓を学び、未来の環境問題解決に貢献するための一助となれば幸いです。 環境問題の始まり:産業革命と公害 環境問題の原型は、18世紀後半の産業革命に遡ります。蒸気機関の発明や機…
関東方面へ行くことがあり、時間があったので東京湾を眺めていました。 コンパクトカメラで撮影した写真なので少しボケていますが、オナガを撮影しました。 初めてのオナガの観察です。頭の黒がアクセントになり身体が水色で尻尾が長く綺麗です。九州では見かけない鳥なので感動しました。 近くにいた人に聞くとオナガは関東では留鳥としているので珍しくはない鳥のようです。 一方でクロツラヘラサギは九州では個体数が多くなっていますが、関東では珍しい鳥のようです。 東京と九州は千km以上の距離があるので、同じ国の中でも地域によって鳥の分布があるようです。 東京湾の海水です。 海水が綺麗なのには驚きました。海の底が透き通…
人工知能(AI)を使ったチャットサービスなどが登場して、まだ新しい。 今は更に、自動で文章や画像を作ってくれる生成AIが普及しつつある。 が、この生成AIが、電力のとんでもない大食漢であることが問題になっている。 演算処理を高速で使って学習するから、大容量のサーバーが必要になる。 サーバーを大量に設置するためのデータセンターも、確保する必要がある。 全体として膨大な情報処理をするから、非常に多くの電力を必要とする。 生成AIは、実際にどれほどの電力を消費するのか? オープンAI社のある言語モデルが学習の際に排出したCO2は、502t。 消費電力量は1,287MWhで、原発1基が作り出す電力を上…
昨日も地元の干潟でバードウォッチングを行いました。 千潟は寒風が吹き荒れており寒かったです。 45分くらいで早々と撤退しました。 北九州は暖かいというイメージを持たれている方もいると思いますが、九州でも北部は冬に風が強く雪が積もることがあります。また、曇天と言い空が曇ることが多いです。 一方で、太平洋の周辺である静岡にいるころは冬に毎日晴れているのには驚きました。 同じ日本でも場所によってかなり気候が違います。 〇カルガモ カルガモの飛翔を撮影しました。 カルガモは千潟や池などに多くいますが、飛ぶ姿を初めてうまく撮影できました。 羽根に水色の模様があるのでオスのカルガモです。 尻尾が短く鴨独特…
1971年「なかよし」4月号増刊(1970年12月) 萩尾作品初期ほとんど一度は読んだことあると思っていたけどこの作品は初見かもしれない。 それとも怖くて忘れているのだろうか。 ネタバレします。 「昭和」という文字を見るとまず思い出してしまうのはどうしてもこの公害になってしまう。 だから「昭和は良かった」と言う気持ちがどうしても起きない。直接公害を心配するような場所には住んでいなかったがそれでもニュース、マンガ、アニメなどで語られる様々な公害とそれによる病気に慄いていた。 ゴジラシリーズではヘドラが登場した。考えただけで一番恐ろしい怪獣ではないか。 本作はそんな公害への恐怖と怒りが充満している…
唯一の液体金属 エコトピアより 皆さん、こんにちは! 今回は水銀に関する雑学をご紹介します! 水銀は私たちの日常生活や歴史の中で深い影響を与えてきた特異な元素です。 常温で唯一の液体金属である水銀は、その不思議な性質から古代の錬金術師たちの関心を集め、現代においても様々な用途で活用されています。 この記事では、水銀の発見からその歴史的な活用、そして現代における利用方法や精製方法まで、様々な側面を探っていきます。 水銀の発見 水銀(Hg)は、古代から知られており、紀元前3000年頃の古代エジプトや中国は既に使用していました。 水銀はその独特の性質、すなわち室温で液体であることから、古代の錬金術師…
何だか日本のバブル崩壊後と似ていますね。アミューズメントパークや立派な施設がいくつも無人になりました。中国は広いだけあってスケールもより大きそうです。↓ ◆過去の日本 日本の高度経済成長期の終わりごろも、発展と引き換えにひどい公害の被害をつくり出していました。私が子どものころ、光化学スモッグ注意報の発令回数は今よりはるかに多かったです。地元の駅前には電光掲示板があり、騒音の大きさやオキシダント濃度などが随時表示されていました。水俣病や四日市喘息のような病気も次々に見つかりました。静かで清潔で空気が澄んでいると言われる今の日本とは、別の国のようです。国も企業も個人も願って努力した結果が今の姿だと…