徐福渡来 陸路ルートと九州西部鉱床群 北海道福島町の館崎遺跡や青森県青森市の三内丸山遺跡から、諏訪産の黒曜石が、また新潟県のヒスイが千葉県の加曽利貝塚で見つかったりと、縄文時代は実は全国と交流があったようで、出雲口伝でも広く他国と繋がっていたことが伝えられています。徐福の上陸地の可能性が高い、佐賀県には黒曜石産地の腰岳(こしだけ)があります。 私は地元で伝えられている徐福の陸路ルートから、九州西部鉱床群と徐福の陸路ルートは関係があるのではないかと思っています。 徐福の陸路ルート この九州西部鉱床群で採れるのは朱(しゅ)です。 古代以来の正当な朱とは、水銀と硫黄の化合物である硫化水銀(HgS)で…