驚いた。昨日の夜の部から、十七日の木曜日迄、歌舞伎座の歌舞伎公演が中止となったのだ。しかもその理由が客席椅子の不具合だと云う。何でそんな事になってしまったのだろうか・・・? 孝太郎も、「普通は不具合の座席のみ不使用にして、公演をするもの」とブログに書いていたが、確かにその通りであると思う。普通はそうするものであろう。にも関わらず公演中止を判断したのは、余程大きな範囲にわたる不具合でもあったのだろうか。こんな公演中止は、歌舞伎に於いては前代未聞であろう。昨今のコンプライアンスの締め付けの厳しさ故でもあろうか。 出演役者の無念さは察するに余りあるが、それは観劇を予定していた見物衆も同様である。と云…