一条真也です。122冊目の一条本となる『宗教の言い分』(弘文堂)がおかげさまで好評です。東京大学名誉教授で宗教学者の島薗進先生との対談本で、「現代日本人の死生観を語る」というサブタイトルがついています。 宗教対談三部作と『宗教の言い分』 4月4日、わたしは、芥川賞作家で臨済宗福聚寺住職の玄侑宗久先生との対談本『仏と冠婚葬祭』(現代書林)を上梓しました。同書は、大阪大学名誉教授で中国哲学者の加地伸行先生との対談本である『論語と冠婚葬祭』(ともに現代書林)、京都大学名誉教授で宗教哲学者の鎌田東二先生との対談本である『古事記と冠婚葬祭』に続く、宗教対談三部作の完結編です。わたしは、島薗先生、鎌田先生…