こんにちは。 不思議で興味深い書籍をご紹介します。 「人は死なないーある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索」矢作直樹 著者の矢作直樹さんは医師であり、東京大学名誉教授でもある方です。日本の医師会を代表する1人といっても過言でないほどヒエラルキーのトップにいらっしゃる方ですが、どういう訳か、スピリチュアルに造詣の深い方でして、そのあたりがとても興味を惹かれます。 さて、本書において、私が強く関心を抱いた箇所を記載させていただきます。 足るを知る 「足るを知る」という言葉があります。昔の日本人がよく使っていたこの言葉は、もともと老子の「知足者富(たるをしるものはとむ)」、禅の「吾唯足知(われただた…