京都大学こころの未来研究センター教授(宗教哲学、民俗学)。京都造形芸術大学客員教授。東京自由大学理事長。また、シンガーソングライターならぬ「神道ソングライター」の肩書も持つ。 1951年3月20日徳島県生まれ。國學院大学大学院神道学専攻博士課程修了。錦城高等学校教員・國學院大學幼児教育専門学校教員・武蔵丘短期大学健康生活科助教授・京都造形芸術大学芸術学部教授を経て、現職。
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本やタウンのデータより作成しました。
一条真也です。29日の午後、「バク転神道ソングライター」こと京都大学名誉教授で宗教哲学者の鎌田東二先生が小倉に来られました。あいにくわたしは東京出張中でしたが、サンレーグループの佐久間進会長が 松柏園ホテルで面談しました。 佐久間会長と鎌田先生 大いに語り合う二人 鎌田先生と佐久間会長は、ブログ「鎌田東二先生、小倉へ!」で紹介した今年3月8日以来の再会でした。國學院大學の同窓である二人の懇談は多いに盛り上がったようです。佐久間会長が大学生時代に「宇宙一元神霊教」の教祖に見込まれたエピソードなども飛び出し、鎌田先生は「教祖は、佐久間青年の将来を予見されていたのだと思います」と語られました。父は喜…
一条真也です。25日、翌26日から久留米市美術館で開催される「顕神の夢―幻視の表現者―村山槐多、関根正二から現代まで」展の内覧会に招待されました。「バク転神道ソングライター」こと京都大学名誉教授で宗教哲学者の鎌田東二先生が監修されている展覧会です。 「顕神の夢」展チラシの表面 「顕神の夢」展チラシの裏面 「顕神の夢―幻視の表現者―村山槐多、関根正二から現代まで」展ですが、公式HPには、「人知を超えた『何か』の訪れにより得た霊的な体験を、創作のモチベーションとする表現者たちがいます。その『何か』をとらえようと焦がれ、制作に向かう彼らの心情を、本展では仮に『顕神の夢』と名付けてみました。「何か」に…
一条真也です。25日の午後から、わたしは、サンレーのグリーフケア推進部の市原泰人部長が運転する社用車で久留米へ向かいました。行き先は、久留米市美術館です。 久留米市美術館に到着 この日も陽射しが強かった! ここで「バク転神道ソングライター」こと京都大学名誉教授で宗教哲学者の鎌田東二先生とお会いするのです。わたしたちは「魂の義兄弟」の仲なのですが、鎌田先生は常にグリーンのコーデをされるので、わたしはパープルを意識しました。ともに、自身のシンボルカラーなのです。一条本の中に『世界の「聖人」「魔人」がよくわかる本』(PHP文庫)という一冊があります。鎌田先生が「緑色の聖人」なら、わたしは「紫の魔人」…
一条真也です。13日、わが「魂の義兄弟」である京都大学名誉教授で宗教哲学者の鎌田東二先生から「残暑見舞い申し上げます。比叡山山中での出来事」と題するメールが届きました。鎌田先生といえば、現在ステージ4のガンであるにも関わらず積極的に活動を展開しておられますが、そのメールには驚くべき内容が書かれていました。 「京都新聞」オンラインより 鎌田先生のメールには、なんと「一昨日、比叡山にクマが出て、トレイルランナーの女性が怪我をしました。その場面に遭遇しました」と書かれていました。「京都新聞」が8月11日20時12分に配信した「京都・修学院の登山道にクマ、トレランの女性襲われけが 声を聴いた男性が助け…
一条真也です。『猛き黄金の国 二宮金次郎』上下巻、本宮ひろ志著(集英社)を読みました。上巻は「グランドジャンプ」(集英社)の2021年22号~22年4号、下巻は22年5号~11号まで連載されたものが収録されています。コミックを読んだのは、ブログ『真の安らぎはこの世になく』1で紹介した本を読んで以来です。同書は仮面ライダーという架空のヒーローの物語ですが、本書は二宮金次郎という実在のヒーローの物語です。命を救った人間の数は、仮面ライダーよりも金次郎の方がはるかに多いです。 上巻の帯 本書の上巻カバーには、儒教書の『大学』(本当はここは『大学』ではなく、『中庸』であるべきなのですが)を腰紐に差し込…
一条真也です。金沢に来ています。12日は気温30度ありますが、北陸総合朝礼に参加します。前回は、サプライズの還暦祝いをしていただきました。それから、ちょうど1カ月後の総合朝礼です。 今朝の金沢駅前のようす カツ入りの金沢カレーで勝つ!! それで今朝はガツンと食べてガッツを注入しようと思い、金沢カレーのミニを食べました。ご存知のように、金沢カレーにはキャベツとともにカツが入っています。朝からカツを食べて、負けてもカツ!! 入場のようす さあ、これから本番です! 最初は、もちろん一同礼! 11時から金沢紫雲閣で、サンレー北陸の総合朝礼を行いました。5月8日から新型コロナウイルスは5類に移行しました…
一条真也です。西日本から東日本では、1日(土)は広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。九州などの西日本では土砂災害、低い土地の浸水、河川の氾濫に厳重な警戒が必要ですが、それにつけても、ついに7月になりました。この日の朝、わが社は 夏越大祓式の神事を執り行いました。場所は、わが社が誇る儀式の殿堂である小倉紫雲閣の大ホールです。 開始前のようす 一同礼! 夏越大祓式のようす わが社の守護神である皇産霊大神を奉祀する皇産霊神社の瀬津隆彦神職をお迎えし、これから暑い夏を迎える前に、会社についた厄を払って社員全員の無病息災を祈願しました。参加者全員がマスク姿ながらも厳粛な面持ち…
『ウェルビーイング?』(オリーブの木) 一条真也です。112冊目の一条本となる『ウェルビーイング?』(オリーブの木)の見本がついに出ました。「個人・企業・社会が求める『幸せ』とは」というサブタイトルがついています。著者名ですが、「一条真也」ではなく、株式会社サンレー代表取締役社長の「佐久間庸和」となっています。 本書の帯 本書の帯には「『幸せ』の追求」と大書され、「40年前から取り組んできた企業だからたどりついたウェルビーイング(持続的幸福)の神髄がここにある!」「京都大学名誉教授 鎌田東二推薦」と書かれています。 本書の帯の裏 帯の裏には、「京都大学名誉教授 鎌田東二」「超少子高齢化の現代の…
一条真也です。16日の早朝から松柏園ホテルの神殿で恒例の月次祭が行われました。わが社は「礼の社」を目指していますので、何よりも儀式を重んじるのです。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しましたが、万全を期して全員マスクを着けてソーシャルディスタンスを十分に配慮しました。 月次祭のようす まだまだ感染対策への配慮を! 玉串を奉奠しました 心をこめて拝礼しました 皇産霊神社の瀬津神職によって神事が執り行われましたが、この日も祭主であるサンレーグループの佐久間進会長が不在でしたので、代わりにわたしが玉串奉奠を行いました。一同、会社の発展と社員の健康・幸福…
一条真也です。14日、金沢から小倉に戻り、リーガロイヤル小倉で開かれた第一交通産業の創業者である故黒土始様の「お別れの会」に参加しました。すると、父から連絡がありました。今日の「朝日新聞」夕刊に京都大学名誉教授の鎌田東二先生のインタビュー記事が掲載されているとの情報でした。 「朝日新聞」2023年6月14日(夕刊) 記事は「朝日新聞」の「こころのはなし」欄で、「家族・友人と命語り 最後はお任せ」の大見出し、「突然の病、死と向き合うには」の見出しがついています。リード文には、「最近、記者(42)の周りでは病気で手術を受ける人が増えた。30、40代のがんも多く、ひとごととは思えない。突然、死を意識…
【情報公開✨拡散希望】 ・鎌田東二 ~北海道講演2023~ ■今年も鎌田東二先生が北海道に来られます!!10月14日札幌での鼎談、15日は旭川にて安部公房没後30周年記念講演です。札幌・旭川市内各所へフライヤー設置・配布を行っております。ぜひ多くの方にお越しいただけましたら幸いです。 ■10月14日(土) 【札幌】 時間13:20~16:00 入場料 700円鼎談: 鎌田東二 高橋純 嵩文彦 テーマ 「暴発と浄化」―あらみたまとにぎみたま― 現代の世界の諸相、たとえば、戦争、内乱、暴力、気候変動などついて演奏・笛吹奏: 鎌田東二詩朗読: 鎌田東二 蒐同人(渡会やよひ 坂本孝一 本庄英雄 田中聖…
7-2)神とは仏とは 私達は神や仏という言葉を日常的に使いますが、あらためて、「神」と「仏」の違いとは何でしょうか。神は宇宙の創造主です。旧約聖書「創世記」の冒頭には、「はじめに神は天と地とを創造された」と天地の創造が描かれています。 それに対して、仏は、人間であり、悟りを開き「宇宙を感知できる覚者」を意味します。つまりブッダ(仏)とは、修行を完成した者や(宇宙を感知する能力に)目覚めた人を意味します。ということで、釈迦の誕生以前から、即ち仏教誕生以前からブッダ(仏)はインドでは存在していました。 つまり、「仏性」とは、「宇宙の創造主=神を感知する能力」を意味し、その潜在する感知能力を開発(開…
■鎌田東二先生の詩集『開(ひらけ)』(土曜美術社出版販売)が今年2月に、そして5月には春秋社より『悲嘆とケアの神話論: 須佐之男と大国主』が上梓されました。オートバイ事故で亡くなられたお父様の物語に繋がる詩が印象的な2018年の第一詩集『常世の時軸』(思潮社)から、詩集は早くも5冊目!という速いペースです。鎌田東二という希代の宗教学者・哲学者に一体何が起こったのか、なぜ詩の表現をはじめたのか。どのような考察により行動が選択され、その判断の根源には何があるのか。表向きの情報の皮を剥ぎ、深く切り込んで読むのが真の文学の仕事ではないかと考えます。とても興味深いことです。並行して音楽活動にも力を入れ、…
「え~、そっちはフォロー無しかい!?」とぶったげラストで走り去っていた作品です…
【オンライン】6月3日(土)14:00~16:30 永沢碧衣×鎌田東二 山を背負っていのちを描く アート巡礼 3 東京自由大学 http://ptix.at/f6Uzi5 霊性の文学 言霊の力 (角川ソフィア文庫) 作者:鎌田 東二 KADOKAWA Amazon 霊性の文学 霊的人間 (角川ソフィア文庫) 作者:鎌田 東二 KADOKAWA Amazon スピリチュアリティと芸術・芸能 (講座スピリチュアル学) 作者:鎌田 東二,佐々木 健一,高橋 巌,篠原 資明,梅原 賢一郎,柿沼 敏江,藤枝 守,龍村 あや子,中島 那奈子 ビイング・ネット・プレス Amazon
【オンライン】5/28 (日)14:00 - 16:30 イ・ヨンスク×鎌田東二 舞踊のアジア~石井漠・崔承喜・金梅子の越境する美学 NPO 東京自由大学 http://ptix.at/3JFO4b 舞踊詩人 石井漠 作者:石井 歓 未来社 Amazon さすらいの舞姫 北の闇に消えた伝説のバレリーナ・崔承喜 作者:西木 正明 光文社 Amazon 20世紀朝鮮半島出身の音楽家たちシリーズ2 伝説の舞姫 崔承喜(チェ スンヒ)の芸術世界 [CD+DVD] アーティスト:崔承喜(チェ スンヒ) Korea Arts Center Amazon 異邦の記憶―故郷・国家・自由 作者:イ ヨンスク 晶…
5/21 (日)14:00 - 16:30 鎌田東二×島薗進「神話がつなぐ現代ー物語はなぜ語り続けられるのか」NPO法人東京自由大学 設立25周年企画 【宗教を考える学校 第2弾】 第1回 http://ptix.at/O8VDzN 霊性の文学 言霊の力 (角川ソフィア文庫) 作者:鎌田 東二 KADOKAWA Amazon 言霊の思想 作者:鎌田東二 青土社 Amazon ポストモダンの新宗教―現代日本の精神状況の底流― (法蔵館文庫) 作者:島薗進 法藏館 Amazon
一条真也です。献本いただいた『悲嘆とケアの神話論』鎌田東二著(春秋社)を読みました。サブタイトルは「須佐之男と大国主」です。著者は、1951年、徳島県生れ。宗教学・哲学。京都造形芸術大学教授、京都大学こころの未来研究センター教授、上智大学大学院実践宗教学研究科・グリーフケア研究所特任教授などを経て、現在は京都大学名誉教授、NPO法人東京自由大学名誉理事長、天理大学客員教授。石笛・横笛・法螺貝奏者。神道ソングライター。フリーランス神主(神仏習合諸宗共働)。著書多数。 本書の帯 本書のカバー表紙には、著者が所蔵する横尾龍彦「枯木龍吟」が使われています。帯には「傷む神であること 傷み 痛み 悼む神で…
"> BOOK & A 古書展の初日。西部古書会館へ行く。 鎌田東二『宗教と霊性』(角川選書・1995年) 350円 小原國芳『秋吉台の聖者 本間先生』(玉川学園出版部・1930年) 函 300円 宮崎虎之助『神を成就するもの』(平凡社・1929年) 函 500円 "> 「本間先生」とは、秋吉台の大理石採掘場で、不良少年たちと共同生活を送りながら青少年の感化事業を行っていた本間俊平(1873‐1948)のこと。 『神を成就するもの』は自称メシヤ仏陀こと預言者宮崎虎之助(1871‐1929)が生前執筆した最後の著書である。昭和34(1959)年に、なぜか平凡社が再版を出しており、そちらも所持して…
地表は「偉大なる諸力により護られし入口」にすぎない、 ならば 入口を開け内に入るにはどうしたらいいのか?
■詩誌「フラジャイル」第17号・別冊に掲載の講演「《氷点カレッジ》2021年10月23日 三浦綾子記念文学館「安部公房の世界観」柴田望」は、詩誌「くれっしぇんど」主宰の高橋絹代さんが旭川北高時代に文芸部で発行された文芸誌「路傍」に収録された、当時20代の高野斗志美先生の評論を紹介したものでした。「高野斗志美「黄色い鴉の神 安部公房『制服』についてのぼくのノート」、安部公房の最初の戯曲『制服』について論じられています。 昨年7月28日に逝去された高橋絹代さんへ感謝をこめて、講演録を掲載させて戴きました。今回の別冊と、髙橋絹代さんの文と写真が掲載された「フラジャイル+青芽反射鏡・合冊①」をお送りし…
一条真也です。5日の「こどもの日」、この日から公開の日本映画「銀河鉄道の父」をシネプレックス小倉で観ました。ブログ『銀河鉄道の父』で紹介した小説の映画化ですが、予想通りに感動してしまい、持参のタオルハンカチを濡らしました。劇場はほぼ満員で、高齢の観客が多かったですね。観終わってスマホの電源を入れたら、石川県で最大震度6強を観測する強い地震があったことを知り、驚きました。わが社の社員や施設にはほとんど被害はありませんでした。 ヤフー映画の「解説」には、「第158回直木賞を受賞した門井慶喜の小説を実写化したドラマ。息子の宮沢賢治を支えた父・政次郎の姿を描く。メガホンを取るのは『いのちの停車場』など…