足利義満 // 足利義満(あしかがよしみつ) 1358~1408年 享年51 室町幕府三代将軍で, 幕府創立以来の懸案になっている、南北朝問題に取り組みました。 弱体化しているとはいえ、神器を所持している南朝が力を盛り返す可能性があり、幕府の政権を磐石なものにするためには、天皇は、ひとりでなくてはなりませんでした。 義満は、南朝側に「譲国の儀式」による神器譲渡、両統送立などの条件で和睦をせまります。 有力武将の戦死や寝返りが続いた南朝側には、義満からの和睦条件を拒絶する余力はなく、1392年(元中9.明徳3)後亀山天皇が北朝の後小松天皇に神器を伝え、南北朝は終わりました。 南北朝統一後、幕内で…