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北海道炭礦汽船

(一般)
ほっかいどうたんこうきせん

英文社名:Hokkaido Colliery & Steamship Co., LTD.
現在でこそ東京都中央区に本社をおく、『石炭の輸入及び販売、ガラスの加工及び販売』を主な事業とする会社だが、その歴史は前身の「北海道炭礦鉄道」が設立された1889年まで遡れる。

北海道炭礦鉄道

1889年に設立。官営幌内鉄道が開業させた手宮(小樽市)〜幌内(三笠市)間の鉄道(→函館本線の一部・手宮線・幌内線)を譲り受け、以降路線を延伸させ、1891年には岩見沢砂川〜歌志内(→函館本線の一部・歌志内線)を開業させた。1892年には岩見沢〜室蘭(→室蘭本線の一部)・追分夕張(→石勝線の一部)をそれぞれ開業させ、沿線の炭鉱で採掘された石炭を積出港まで運搬する路線網を形成させた。
その後、1906年の鉄道国有法により1907年7月1日に鉄道路線が国に買収された。

北海道炭礦汽船

鉄道路線国有化後は社名を「北海道炭礦汽船」に改め、炭鉱運営会社として引き続き存続。1959年には北海タイムスなどとともに札幌テレビ放送を開局させた。その後1995年会社更生法を申請し、同年には日本国内の石炭産業から完全撤退。2005年に会社更生手続きが完了した。

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