やめて性的少数者差別 富山大人文学部の林夏生准教授が代表理事を務める「LGBT法連合会」(東京)は国際人権団体などと連携し、性的少数者(LGBT)への差別を禁じる「LGBT平等法」の制定を求め署名活動を行っている。オリンピックの基本原則を定めた五輪憲章が差別を禁じていることから、東京五輪を契機に法の必要性を訴える。林准教授は「性的少数者だけでなく、あらゆる人が自分らしく生きられる社会を実現したい」と語る。(田辺泉季) LGBT平等法は性的指向や性自認に関する差別的な扱いを禁止し、全ての人を平等に扱うことを求める。同連合会によると、性的少数者への差別を禁じる法律は世界約80カ国にある。 五輪憲章…