自社(あるいは自部門)でどれだけの売上を計上し、どれだけの損益を計上したかを計算すること。
極論すれば「収入−原価=損益」を計算するわけだが、業種業態によって原価計算の方法はまちまちである。建設工事・ソフトウェア開発などのプロジェクト単位で損益を把握する必要があるものは個別原価計算、製造業などの製品単位で損益を把握する必要があるものは総合原価計算を行うことが多い。
また「原価」の置き方も「総平均法」「標準原価法」など数限りなくバリエーションが存在し、企業の数だけ原価計算の方法があるといっても過言ではない。