1950年5月25日東京に生まれる。 1972年に「大阪へやってきた」でレコード・デビュー。以後、最新作「何かを思いつくのを待っている」(2004年)まで29作のアルバムを発表。鋭く深遠な詩の世界と存在感のある歌唱によって、日本の音楽界で独自のポジションを築いている。 詩集やエッセイ集も精力的に発表し、詩人としての評価も高い。
soranaka004.hatenadiary.jp 上に埋め込んだ今年の1月21日に書いた記事にあるAmazonに注文していたのに到着予定日に私の元に届いていなかった友部正人さんのコンピレーション・アルバム『シングルコレクション』だが、記事をアップしてから2日後に無事到着している。 注文してから手元に届くまでにあまりにも時間がかかったせいで、待ち遠しいを通り越して冷めている所もあって何度も繰り返し聴いているという風にはなっていない。週一回ほど一曲一曲を噛み締めるように聴く時間を作っているって感じか。名曲「夜よ、明けるな」のシングルver.は、ロックなギターがフィーチャーされたアレンジで震える…
soranaka004.hatenadiary.jp 上に埋め込んでいる記事にあるように、今月15日に私の元に届くようAmazonで予約していた友部正人さんのコンピレーション・アルバム『シングルコレクション』だが、リリース日である15日から5日以上過ぎた今でもまだ手元には届いていない。 リリース日の翌日だったAmazonの同アルバムの商品ページには「一時的に在庫切れ」の表示があったので、当初の入荷予定数よりも多めに予約が入ったとかそういう事態でも起こっているのだろうと思っていたが、現在は再び在庫ありな状態であるにも関わらず、私の『シングルコレクション』は、出荷準備中のままな上に、配送予定日すら…
先月の23日に私は、今月11日にリリースが予定されていた友部正人さんのコンピレーション・アルバム『シングルコレクション』の予約をAmazonでした旨を記した記事を書いた。 soranaka004.hatenadiary.jp つい数日前に、この『シングルコレクション』のリリース日が来年1月の15日に延びていたことを予約をしたAmazonで知った。私が『シングルコレクション』を予約した商品ページでではなく、(恐らく)リリース日変更決定後に新たに作られたと思われるジャケット写真らしき画像付きの商品ページをたまたま見つけたことがきっかけで知ることとなったのだ。 私が先月に『シングルコレクション』を予…
【Amazon.co.jp限定】シングルコレクション (特典:メガジャケ付) アーティスト:友部正人 ミディ Amazon 今年デビュー52年、今なお森山直太朗はじめ多くのミュージシャンに影響を与え続けるシンガーソングライター、友部正人がミディ在籍時にリリースしたシングルを全て網羅したシングル・コンピレーション。さらに1991年に自主制作でリリースされた「グッドモーニングブルース」と1972年にURCレコードよりリリースされた「もう春だね/乾杯」も追加収録。 JRグループのCM曲としてオンエアされたエルビス・プレスリー「Love Me Tender」の日本語カバーや、宮沢和史が作曲、THE B…
Jポップ 同年代の中島みゆき・ユーミン・小田和正・桑田佳祐の曲もいいと思っています。坂本龍一のピアノ曲も非常にいいです。 現代の歌手はYouTubeやTikTokに投稿しており、海外で活躍している方も多い様です。 タレント事務所や放送関係者が歌手を選ぶ時代は終わりました。だからYOASOBIの「アイドル」のように、嘘つくのが仕事である人は非常に少ない気がします。芸能人ですので、憧れを抱かせる仕事ですが、真実を少しアレンジして題材にしていると思います。だから、歌も作る人が多いようです。 ネット上で再生回数を稼ぐため、声量や実力を持ったアーティストが残っていますし、英語も堪能な方が多い様です。 ネ…
2020年2月号掲載 毎日新聞夕刊報道グループ記者(当時)/藤原章生 「高校生のときの自分と今の自分、どっちが大人なんだろう」。知り合いの女性の言葉だ。どういう文脈だったのか。その人はそのころ30歳を回ったくらいで、バーのカウンターで自分の家族のことを話しているうちに高校の話になり、何気なく出てきたセリフだった。 その言葉に私は何かを感じたのだろう。フォーク歌手、友部正人の「はじめ僕は一人だった」「六月の雨の夜、チルチルミチルは」といったフレーズのように、一度耳にすると忘れられない言葉となった。 その言葉を思い出したのは、最近、高校時代の知人に誘われ同級会に参加したからだ。といっても5人ほどの…
僕は記事を書く時には、まずタイトルを考える。そして最初にタイトルとは関係の無い日常の些末なことから書き始め、「さて」と書いて本題に入るのが常だ。 昨日はそれで失敗した。その日の授業の様子を書き留めているうちに大体の字数に達してしまったので、おざなりにタイトルに関することを書いてお茶を濁した。毎日書いていればそんな日もあるさ。今日もどーでもいいことから始めてみよう。 今朝(というか深夜)目覚めたら、体が怠い。喉も痛い。これはもしかして・・・というと実は心当たりがある。昨日書き忘れたことだ。 3の1で一番気にかかる児童の母親がコロナ感染したという一報を受けて、その児童と姉はすぐに下校した。僕は児童…
故人を語ることとは・・・ 妻が他界して今夏で15年。 ブログを書いたり、書籍を出版したり。 毎年の追悼コンサートも辛気臭い。 いつまで、悲しみを引きずっているんだ。 そんなふうに、お感じの方もいると思う。 一方で「悲しみを抱えながらどう生きるかを教わった。続けてほしい」との声も。 受け止め方は人それぞれ。 生き方もいろいろ。 それでいいんじゃないか、と思う。 どう伝えたらいいのだろう。 故人を語ることは、未来を生きること。 分かりにくいかな。 そんなことを考えていると、1月29日にすい臓がんで亡くなられた鮎川誠さんを追悼する新聞記事を目にした。 3KINGSで鮎川さん、三宅伸治さんと活動を共に…
ふとした拍子で、むかし聞いていた曲がよみがえったりする。 フォークやロックを聴き始めた中学や高校の頃の歌である。 フォークもロックも、同じ頃にやって来たような記憶がある。 フォークは、カレッジフォークとか言われて、フォークギターを持って学生風の人がやっていた。 ブラザース・フォーやジョーン・バエズの影響だろう、きれいな声とハーモニーだった。 ベンチャーズがやって来て、エレキブームというのがあった。 そのうちに、エレキギターを持った日本のバンドが現れて、グループサウンズと言われた。 カレッジフォークもグループサウンズも、歌謡曲の延長だったと言えるかもしれない。 高校生になった頃に、それまでとは毛…
友部正人は特別な声を持っている。いろいろなアーティスト達をシャッフルして聴いていた時に友部正人の歌が流れると手が止まる。もしくは手が動く。何か書かねばという思いにとらわれて。 そんな友部正人のことを知ったのは「休みの日」(2001)というアルバムからだ。知り合いに誘われて友部正人の参加するコンサートに行った僕は彼の声に心臓を鷲掴みにされた。その場で「休みの日」を買った僕は、毎日聴いてその声にうっとりしていた。ニューヨークにも住んでいる彼は、そこで起きたこと、感じたことを歌っていた。 後に自分が駅前で路上ライブをやることになった時、彼の曲を3曲歌っていた。そのうちの2曲がこのアルバムに収録されて…