Ancient Civilizations(英)
古代に存在した文明。 教科書的にはいわゆる四大文明、エジプト文明とメソポタミア文明と黄河文明とインダス文明を代表例とする*1。
他、「文明」と呼ぶほどの段階でなかったものについてはナントカ文化という表記がなされることもある。 言うまでもないが、何を持って文明と呼ぶのか*2とか、どの年代まで古代文明なのか*3とか、割と曖昧な表現である。
その他、いわゆる「超古代文明」のことをこう呼んでいる人もいる。
*1:言うまでもないが、この4つを限定して特筆すべき理由は特にない
*2:文明は英単語的にはcivilizationで直訳すれば「都市化」「市民化」だが、じゃあ都市や市民て何だよって話になるので卵と鶏の関係である
*3:古代という言葉の定義に依存するが、例えば中世的な特徴を持たぬ社会が世界史への統合まで存続していたら、じゃあそれは古代文明と呼ばなくちゃいけないの? とかいう話になってしまう
前回、前々回の記事では古代メキシコの10の重要な神々を紹介した。 だが、それ以外にも知っておいて損はない神々がけっこういるので、ここではプラスして8人紹介したいと思う。(全然10選になっていない…。) 属性の内訳としては、自然現象に関係した神3人(太陽、火、風)、食べ物に関係した神2人(トウモロコシ、酒)、日常生活に関係した神3人(出産、芸術、犬)だ。 太陽の神 トナティウ(Tonatiuh) 太陽の神。かの有名な「太陽の石」(アステカカレンダー)の中心に彫られている。アステカの世界観では、過去に4つの世界(4つの太陽)が滅び現在は5番目の世界(5番目の太陽)なのだが、その現世を統治しているの…
知っておくと役立つ古代メキシコの神々。前半はこちら。 hirunecrocop.hateblo.jp 後半ではケツァルコアトル、テスカトリポカ、チャルチウトリクエ、ミクトランテクトリ、シペ・トテックを紹介します。 ⑥羽根のついたヘビの神 ケツァルコアトル(Quetzalcóatl) 画像:Wikipedia「Quetzalcóatl」の項目より https://es.wikipedia.org/wiki/Quetzalc%C3%B3atl 「羽根のついたヘビ」の神。テスカトリポカとともに世界を創造した神であり、人間に最初に主食(トウモロコシ)を与えてくれた神でもある。基本的に恵みをもたらしてく…
メキシコに来てから、大学の授業などで歴史の勉強をすることが生きる喜びになっている。 中でも古代メキシコ(スペイン征服以前)の世界観・宗教観について学ぶのは抜群に面白い。 神話も独創的で面白いし、何よりも神々の造形が魅力的だ。 古代の人々は本当にアートのセンスにあふれていて絵文書や彫刻を眺めているだけで一日が過ごせてしまう。 また古代メキシコの神々について学ぶのはとても役に立つ。 なぜなら現代のアート作品や壁画でも古代の神々が頻繁に登場するからだ。 基礎知識があるだけで「この神はこういう役割だからここに描かれているのか!」という発見があり、作品の理解がすごく深まる。 多様な民族の神々を統合したア…
古代メソポタミア文明において、アヌンナキという神秘的な存在が言及されています。彼らは古代の神話や伝承において、地球に降り立ち人類の進化や文明の発展に関与したとされる異世界の存在です。アヌンナキに関する神話は、古代文明の神秘と謎に満ちた一部です。では、アヌンナキとは一体何なのでしょうか。 アヌンナキは、古代メソポタミアの神話や宗教において、主に天空の神々として崇拝されていました。彼らはしばしば地球に降り立ち、人類の進化や文明の発展に大きな影響を与えたとされています。彼らはしばしば飛行機を操り、高度な科学や技術を持っていると伝えられています。 一部の研究者や古代史の専門家は、アヌンナキの神話が実際…
古代文明の中でも特に神秘的な存在とされるレムリア大陸についてお話ししたいと思います。レムリアは、地球上に存在したとされる失われた大陸であり、その存在や謎めいた歴史は多くの人々の想像力を刺激してきました。 レムリアの起源については複数の説がありますが、一般的には19世紀の地球科学者フィリップ・レイシーによって提唱されました。彼は、マダガスカルとインドネシアの間に存在したとされる大陸をレムリアと名付け、そこに栄えた古代文明の存在を主張しました。 レムリア大陸が存在したとされる時代は、約7万年前から数十万年前の間とされています。この大陸は、人類の進化や文明の発展に大きな影響を与えたとされ、古代の神話…
古代の技術に関する興味深い謎の一つである「バッテリー壺」について探求してみたいと思います。これは、紀元前250年から紀元前224年ごろのイラクのクジャラット・イ・ファラウンで発見された、陶器製の壺です。その内部には銅板と鉄棒が入っており、電気を生成する可能性が指摘されています。 発見と研究の歴史バッテリー壺は、1938年にドイツの考古学者ヴィルヘルム・コーニッヒによって発見されました。彼は、この陶器製の壺が古代の電池である可能性を提唱しました。壺の内部には銅板が外側にある陶器製のシリンダーと鉄棒が入っており、電解質として酢が使用されていたと考えられています。 電池としての機能性バッテリー壺の機…
古代エジプトの謎と言えば、その象徴的な存在であるスフィンクスに焦点を当ててみたいと思います。スフィンクスは、その謎めいた姿と不思議な起源で世界中の人々の関心を惹きつけてきました。 スフィンクスは、人間の頭部とライオンの体を持つ伝説的な生物として知られています。最も有名なスフィンクスは、エジプトのギーザに位置するものであり、クフ王のピラミッドの近くに立っています。しかし、その正確な建造時期や目的については、今日まで多くの議論があります。 まず、スフィンクスの最も興味深い謎の一つは、その顔に関するものです。スフィンクスの顔は、ファラオの顔とも言われていますが、その正確な同定は依然として議論の的です…
古代エジプトのピラミッド建造は、その巨大さや精密さから多くの人々を驚嘆させています。しかし、ピラミッドがどのようにして建造されたのか、その技術や方法には未だに多くの謎が残っています。一部の陰謀論者やUFO研究家は、ピラミッドの建造には古代宇宙人の関与があったと主張しています。本記事では、ピラミッド建造と宇宙人との関係についての論争や議論に迫ります。 ピラミッド建造の謎ピラミッドは、古代エジプト人が巨大な石材を積み上げて建造した驚異的な構造物です。その巨大なサイズや正確な計測、石材の切り出しや運搬、積み上げに必要な技術や労力など、その建造方法については未だに解明されていない謎が多くあります。 宇…
アトランティス大陸は、古代の伝説や神話に登場する、地中海や大西洋にあったとされる伝説的な大陸です。その存在については、古代の文献や記録、そして近代の科学的な調査など、さまざまな情報源があります。本記事では、アトランティス大陸の謎について探求し、その神秘的な歴史と失われた文明に迫ります。 アトランティス大陸の伝説アトランティス大陸の最初の言及は、古代ギリシャの哲学者プラトンによるものです。プラトンは、アトランティスが大西洋の向こうに存在し、高度な文明が栄えていたという伝説を記述しました。彼の著作によれば、アトランティスは神々の怒りによって海に没し、その文明と知識は失われたとされています。 科学的…
ペルーのナスカ平原には、数千年も前に作られた驚くべき地上絵があります。これらの地上絵は、複雑な図形や動植物の姿を地上に描いたものであり、そのサイズや精密さは古代の人々の技術力に驚嘆させます。ナスカの地上絵は、今もなおその目的や意味について多くの謎を秘めています。 ナスカの地上絵とは?ナスカの地上絵は、紀元前200年から700年頃にかけて作られたと考えられています。これらの地上絵は、幅広い範囲にわたってナスカ平原に描かれており、人や動物、植物などのさまざまな図案があります。これらの地上絵は、地面の石を除いた表面を掘り下げることで描かれており、その正確さや寸法は空からしか見ることができません。 ナ…
天理の法則の上に、何かが有るのか? 車椅子の天才宇宙論学者のホーキング博士が亡く成って久しい。宇宙論は大宇宙の開闢や終焉を、数式で研究する奇妙な学問。今や、宇宙創成の3分間が詳しく研究されて居る。されど、其の3分前に何が有ったのかが判ら無い。インフレーション理論では、日本の学者も貢献した居る。仏教には輪廻転生の思想が有る。膨張と収縮を永遠に繰り返す思想でも有る。されど、其れでも、最初は必用。今や宇宙論も、百花繚乱の時代、高性能な天体望遠鏡を搭載した人工衛星が打ち上げられた。地上では、地震や、大気の揺らぎの影響が出る。大宇宙の年齢は、138億年、130億光年の彼方に、巨大な銀河が映って居る。宇宙…
Leica M10-P / WOLLENSAK FASTAX-RAPTAR 50mm f2 展示で印象に残ったのがこの「両手に盾を持った戦士像」、古代だね、異文化だねで済みそうなんだけど、これが子供の玩具だったかもしれないという説があるという解説を見て急に不思議な気分になった。先の記事でも書いた通り、自分と何もかも異なるものとして観覧していたのだが「ああそうか、ここで暮らしていた人も子どもにこんな玩具を与えて、子どもはこれで遊んでいたんだなぁ」と思うと海の向こうの古代文明が急に自分と地続きなものに感じられてきた。人間の営み自体は何万年も変わってないんだろうし、願うものもきっと変わらない。千年以…
もちろんです!では、始めましょう。 --- **異世界への扉** 第1話: 新たなる発見 ケイトは古びた図書館の奥にある希少書コーナーで本を探していた。彼女は古代文明に興味があり、その日は特に失われた都市に関する本を探していた。 棚から一冊の皮装丁の本を取り出し、ページをめくると、そこには彼女が求めていた情報が書かれていた。しかし、その本には奇妙な地図が挟まれているのに気づいた。 地図は一見すると普通の地図に見えたが、何か違和感があった。不思議に思いながらも、ケイトはその地図を手に取り、よく見ることにした。 すると、地図の端に小さな文字で「異世界への扉」と書かれているのを発見した。驚いた彼女は…
初代PS時代のRPGの名作とされる、幻想水滸伝I&IIのオリジナルメンバーが再集結した精神的続編の百英雄伝がついにリリースされた。クラウドファンディングで、当時ゲーム部門で歴代もっとも出資を集めて、期待された本作だった。 smoglog.hatenablog.com smoglog.hatenablog.com 僕は、本作をクラウドファンディングで出資し、苦い経験を被った。 「百英雄伝 クラウドファンディング 炎上」で検索すれば詳細がわかるが、レビュワーである僕のスタンスを理解してもらうのに、簡単に説明する。 まず、このクラウドファンディングを立ち上げた元幻想水滸伝の開発者たちは、「自分たちは…
タイトル:「食べ物の魔法:世界各地の食文化の不思議な旅」 皆さん、食べ物はただの栄養源ではありません。それは文化の一部であり、時には魔法のような力を持っています。世界中の食文化は、その土地の歴史や伝統、地理的条件、さらには信仰や祭りと深く結びついています。今日は、世界各地の食文化の魅力的な旅に出かけましょう。 まずは日本から始めましょう。日本の食文化は、その美しさと繊細さで世界中から称賛されています。寿司、刺身、和食の繊細な味わいは、日本人が四季の移り変わりや地域の特産物を大切にしてきた歴史に根ざしています。また、食事の作法や季節に合わせた食材の使い方など、日本の食文化には深い敬意が感じられま…
**メソポタミア文明の独自性に関する比較** メソポタミア文明が他の三大文明と異なっていた主な特徴や相違点の解説です。 メソポタミア文明と他の三大文明の比較 - **地理的特徴** : - メソポタミア文明は「チグリス川」と「ユーフラテス川」流域(現在のイラク)に生まれました。これに対し、エジプト文明は「ナイル川」流域、インダス文明は「インダス川」流域、黄河文明は「黄河」流域で発展しました。 - **文字の発展**: - メソポタミアで発明されたくさび形文字は、粘土板にくさび形の道具で刻まれ、神話などの記録に使われました。エジプト文明の象形文字は物の形を表し、インダス文明のインダス文字は未解読…
ペルーの古代文明の謎に迫る 引用:HIS 皆さん、こんにちは! 今回はナスカの地上絵に関する雑学をご紹介します! ナスカの地上絵は、ペルー南部のナスカ砂漠に広がる広大な平野に描かれた巨大な地上絵で、古代文明の謎や技術を知る手がかりとして研究者や観光客にとって魅力的な遺産です。 本記事では、ナスカの地上絵の特徴や研究、保護について詳しく見ていきます。 場所 ナスカの地上絵は、ペルー南部のイカ県にあるナスカ砂漠に位置しています。 砂漠地帯の広大な平野に描かれており、地上絵は周囲の地形と相まって際立つ存在となっています。 サイズ ナスカの地上絵は非常に大きく、最も大きな絵は数百m以上の長さがあります…
法面の杭抜き 2025年の大阪・関西万博の杭が問題に成って居る。夢洲は、川や港湾の土砂やヘドロや粘土の捨て場で有った場所、地盤沈下が起きる。メタンガスが発生して、爆発事故が実際に起きて居る。問題は、建物を建てる時に、杭が必用。杭は打つのは容易いが、抜くのが大変で有る。半年の会期が終わると、建物は解体し、打ち付けた杭は、抜いて更地に戻す必要が有る。大変な負担で有る。 日韓併合時代に、禿山に植林し、土砂崩れを防ぐ為に、法面に杭を打ち付けたが、風水で縁起が悪いと言い出し、全部抜いて仕舞った。其の為、土砂崩れが絶え無い。 八十兆円(当時のレイト)の血税を持ち出し、壱百年の廣施をし、壱千年の恨みを買い、…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 鉄の起源は、トルコ・ヒッタイト人であった。 ・ ・ ・ 2020年1月13日午後9時00分~9時59分 NHKオンデマンド「アイアンロード ~知られざる古代文明の道~ この放送回の内容をNHKオンデマンドでご覧いただけます。 いま、あのシルクロードより古い「文明の道」が姿を現し始めている。それは、現代社会に欠かせない「鉄」を伝えた道。西アジアから日本列島にいたるその道は、「アイアンロード」と名づけられた。このルートに沿うようにユーラシア各地の大草原や山岳地帯などで進む発掘調査からは…
小栗旬旬さんおやすみ🌃✨今週の世界遺産はナスカの地上絵、だったね。ナスカの地上絵あたりの乾いた大地の感じも、また好き。大昔にあんな大きな絵、どうやって描いたのか?もしかしたら、大きな大きなコンパスみたいなものがあったのかも?点と点を繋いで描いたのかも?それから、なぜか南米の古代文明とかには必ず生け贄の儀式があったりで、なかなか生々しいところもある(メキシコのマヤ文明とかにも)けど、もともとネイティブアメリカンやアメリカ大陸にいた先住民は、どちらこといえば私たちと同じモンゴリア寄りなんだよね。大昔、マンモスを追いかけてシベリアからアラスカに渡って行った人たちの子孫なんだね。その頃はシベリアとアラ…
2024年04月28日号(通巻797号) 表紙:黒石寺蘇民祭の皆さん 4月27日(土)23時 ETV特集『千年の祭りが絶えるとき』 https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/4LMM98P7ZM/ www.city.oshu.iwate.jp
『世界霊界伝承事典』 ピーター・ヘイニング 柏書房 1995/11 <黄色い人> ・根強く残る言いつたえによれば、フランス国民の運命は、通称「黄色い人」という幽霊の出現となぜだか関係している。顔は黄色で喉のまわりに赤印のあるこの妖怪は、1870年にはじめて目撃されたとの由。これは、いざ普仏戦争(1870~71)が勃発しようという時期だった。エリオット・オードネルは、『諸族の幽霊と幽霊現象』(1933)でこの幽霊について書いている。同書にはこうある。 ・「戦争を生きのび、いわゆる<黄色い人>を見た記憶のある人の意見では、それはなぜかフランスの命運に関係していて、その出現によってフランスがもうすぐ…
突如太平洋上に出現したインペリアルフォートレス、イフィニアドの本拠地であるこの要塞を攻略する事が戦争終結の一番の近道であり、クロストライアルは総力を挙げてこの要塞を攻略する事にした。しかし、インペリアルフォートレスからは多数の戦艦が出撃し、地球全土に攻撃を仕掛け始めた。地球統合軍はその戦艦に対し総攻撃を仕掛けたが、圧倒的物量に苦戦する一方であった。 バスター「おいおい、これってかなりヤバいんじゃねーの?」デュエル「弱音を吐くな! ここで俺達がイフィニアドに屈したら全て終わりだぞ!」ハイネ「そりゃそうだけどよ、いくら何でもこの数はヤバいぜ!」 その時、イフィニアドの戦艦から何かが数十体出撃した。…
news.denfaminicogamer.jp リンク先は、ファミ通のサイトにアップロードされた、初代『ファイナルファンタジー』(ピクセルリマスター版)の記事だ。タイトルに"実はSFだった(?)"的なことが書かれているためか、はてなブックマークには賛否さまざまな声があがっていた。 私はどこまでSFでどこからがファンタジーなのか、定義づけには興味がない。ただ、1987年に実際にファイナルファンタジーをとおして体験したのは純ファンタジー風の体験からそうではない体験に変わっていくもの、少なくとも『ドラゴンクエスト』や『ハイドライド』や『ザナドゥ』とはちょっと違った趣向だった。 これも機縁、楽しくて…