大阪・関西万博が開催中で注目される大阪ベイエリアをクルーズ船で巡ってみた。大阪のベイエリア又は港湾地区は、主に、築港地区と、人工島の咲洲、舞洲、夢洲からなる。 手前が築港地区。左奥は咲洲、右奥に夢洲。(天保山大観覧車から) 築港地区は、1897年から1903年にかけて造成された近代大阪港の元祖の地で、大阪税関はじめ海事関連の役所や会社が集積する業務地区でもある。ここには、日本一低い山(標高4.5m)とされる天保山がある。江戸時代に川を浚渫して出た土砂を積み上げてできた人工の山。当初は20m程の高さがあり、眺めの良い遊楽地だったようだ。今は静かな公園だ。この側には天保山渡船場があって川の対岸へと…