太公望(上)【電子書籍】[ 宮城谷昌光 ]価格: 774 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 商の王、帝乙が崩御した。死に対して従者の付き添いが必要という理由で、関係のない羌族が犠牲となる。羌族は人々を斉(ひと)しいと考えたため指導者がなく、優秀な民族にも関わらず武力は乏しかった。父は子の望(後に太公望)に「狐竹へ」と遺言して亡くなり、望を含め6人の子供たちが残される。望には、商への復讐心が宿される。 望は弟たちを連れて遙か北東にある狐竹を目指した。その途上で自然界の霊徳を受け入れ、苦難には蓄えた資質を駆使して乗り越え、また幸運にも助けられる。望の前に現れた鬼方の主は、望が優れた心機を持つと見抜…