特許を専門にする弁理士として、特許製品が売れるのは嬉しいもの。 その特許製品がどのように使われているのか。 そのなかで、インフラを構築できる物には、世界市場がある。 ベンチャー企業の製品を世界に流通させることは難しいが、私が実際に見たいくつかの成功事例で共通しているのは、外国の政府や行政機関と手を組むこと。 政府公認の製品として普及してもらい、その国で周知させる。 次々と外国のメーカーが名乗りをあげ、協力してくれる。 名もないベンチャー企業の製品は日本では前例がないとして普及し難い。 JIS規格をとれば、ショートカットができるが、積極採用にはコストを最小限にする効果が必要だ。 そんなときに外国…