世間の人が「常識」と思っていることに気づかない恥の多い人生を過ごしてきた。 今年の夏期休業、突入前にメンタルの調子が悪かったこともあり、見事なまでのノープラン。この時期、意外とイベントが開催されないし、何よりもクソ暑い。 というわけで、これまでの人生史上、最も何も無い連休だった。一応「新しい靴を買う」「ライブバーの店長と話す」「休み中の食材の買い出しに出かける」等々、思いつく行動をしたが、徹底的に怠く抑うつが少し復活してしまった。 「退屈って孤独のことだったんだ」と半世紀以上生きてきて初めて気づいた。 多くの人に失笑されそうだ。私は世間の常識になかなか気づけなくて、やっと理解したときには死屍累…