昨夜、車中泊した『道の駅 伊勢本街道御杖』で軽い朝食をとり出発する。 今日の目的地は『伊勢神宮』。以前、友人から何かの拍子に「伊勢神宮は一度見ておくといい」と言われたことを思い出す。中学校の歴史の授業で、江戸時代の庶民が「一生に一度でいいからお伊勢参りをしたいという願いを持っていた」と習った記憶が残っている。 どれほどにすごいのだろうか。伊勢に向かいながら期待は膨らんで行った。しかし、昨夜の宿泊地が結構山の中で、ここからの移動は更に山の中を走るルート設定になっている。案の定道幅がどんどん狭くなり離合困難場所の割合が増えて行く。一応国道368号線。「国道」ではなく「酷道」とはこのことだとひとり納…