群馬県吾妻郡六合村(くにむら)は、群馬県草津村の六大字が分村して1900年に成立、1910年に中之条町に編入され、日本で最後に廃止された村である。合併後は、同町の六合地区として古事記・上巻序文にも記される名を今に残している。 いけばなに用いた花の種類は、オルラヤ、チョウジソウ、セントレア、ジャーマンアイリス、ニゲラ、センダイハギ、クロホウズキ、オダマキ、アヤメ、ラークスバー、バイカウツギである。大地自然に恵まれた六合の地で育まれた野趣溢れた花々を拝することができる、春と秋の時節を毎年心待ちにしている。「歳大梁(とり)に次り、月俠鐘(きさらぎ)に踵りて、清原大宮にして、昇りて天つ位に即きましき。…