戦争の証言者が意図的に嘘をつくことがあります。「ミッドウェー海戦」(1942年6月)では、日本海軍は、空母4隻、重巡洋艦1隻、航空機約250機を失います。兵員、約3000人が戦死。この海戦での敗北によって、日本側は制空権と制海権を失い、以後、戦争の主導権はアメリカ側に移りました。太平洋戦争の転換点になったと言われます。山本五十六は、日米開戦の前に、「最初の半年は、思いっきり暴れてごらんにいれます」と言っていましたが、皮肉にも、その予言通り、日本の命運は半年で尽きたのでした。米軍側の損害は、空母1隻、駆逐艦1隻、航空機約150機、戦死者約300人、だったので、日本側は大敗でした。しかし、大本営発…