【大江匡房 おおえのまさふさ】 【権中納言匡房 ごんちゅうなごん まさふさ】(73番) 『後拾遺集』春・120 🌸高砂の をのへの桜 咲きにけり と山のかすみ 立たずもあらなむ 〜遠くにある高い山の、 頂にある桜も美しく咲いたことだ。 人里近くにある山の霞よ、 どうか立たずにいてほしい。 美しい桜がかすんでしまわないように。 💠権中納言匡房💠 ごんちゅうなごんまさふさ 💠大江匡房💠 おおえまさふさ (1041~1111) 〜大江匡衡(まさひら)と赤染衛門夫婦のひ孫。 平安時代を代表する学識者で、幼い頃から神童の呼び声高く、 菅原道真と比較されました。 後三条天皇らに仕え権中納言まで出世。 和歌…