荒田八幡宮(あらたはちまんぐう)は鹿児島市下荒田に鎮座する。このあたりはかつての薩摩国鹿児島郡荒田村のうち。この荒田村には「荒田荘」という荘園があった。 建久8年(1197年)の『薩摩国図田帳』には「大隅正八幡宮御領二百二十五町内」の「一円御領荒田庄八十町」とあり。荒田荘は大隅正八幡宮(現在の鹿児島神宮、鹿児島県霧島市隼人町内)の荘園だったことがわかる。 そして、荒田八幡宮は荒田荘の鎮守だったと思われる。 御由緒 市街地の中の境内 神様がたくさんいるぞ 大隅正八幡宮領荒田荘 社宝が海中に沈む 蝮虵の鎮符(まむしのおまもり) 御由緒 御祭神は応神天皇・玉依姫尊・神宮皇后の三座。 創建年代は不明。…