妊産婦

当たり前と思っていた、名前で呼ばれるということ 初めて小児科へ行って驚く 固有名詞を失った感想 当たり前と思っていた、名前で呼ばれるということ 少し前、大人になってから初めて小児科へ行った。 産婦人科と小児科が同じフロアにある病院なので、慣れ親しんだ場所で赤ちゃんの健診も受けられるのはありがたい。 当然、妊娠中何度も通った産婦人科では、「〇〇さん」と名前で呼ばれてきた。産後入院中だって、「〇〇さん」、なんなら赤ちゃんのことも「〇〇ベビー」という感じで、あくまで「私」が主体だった。 ところが・・・ 初めて小児科へ行って驚く 小児科では私の育児相談にものってくれた。 ただその時、一度も名前を呼ばれ…

先日、助産師の友人と話す機会がありました。 彼女は現在、大学院で産後ケアについての研究をしていて、修士号取得に向けてがんばっています。 今回は、その中から「母親になるための自覚」についてを取り上げたいと思います。 自分の中にいる赤ちゃんがわからない キーワードは「想像力」 安心して「自分」を出せる場所 自分の中にいる赤ちゃんがわからない 「妊娠していても、自分の中にいる赤ちゃんのことがよくわからない人も多いんだよね」と彼女。 なるほど…。 確かに、目に見えない存在を想像し、受け入れていくって、とても繊細で深いプロセスなのかもしれません。 いろいろ話をしているうちに、妊娠期だけに留まらず、思春期…