ホテルをチェックアウトし、JRで奈良から宇治に向かいます。小雨がぱらつく朝ですが、駅で荷物をコインロッカーに預けたら、宇治橋通り商店街を歩き、宇治川にかかる宇治橋を渡って宇治上神社へ。 宇治上神社 境内に入ると、清らかな気が漂っているように感じられます。手水舎も一般的なものとは違いました。宇治七名水のなかで唯一現存する湧き水「桐原水」ですが、飲用はできないとのこと。創建年代などの起源はハッキリとしないものの、平安時代後期に建立されたとみられ、現存する神社建築としては日本最古といわれる国宝の本殿。拝殿の屋根は、縋破風という平安時代の貴族の邸宅を思わせる、見事なつくりとなっています。漂う空気が明ら…