アートの世界で生きていく一例を、大御所過ぎますが。 今年は「北斎づくし」が開催されました。生誕260年記念企画特別展で、六本木の東京ミッドタウンホールでした。また、映画「HOKUSAI」も公開されていました。 最近の日本の展覧会で、人気があって、入りにくいのは北斎と若冲でしょうか。いつもどこかで開催されているような頻度ですね。 日本の絵画で、世界中で知られ、歴史に残っているのは、北斎の「神奈川沖浪裏」でしょう。あの時代、海や浜辺を描いた画家はいたと思いますが、波をクローズアップさせる、あの構図とは。北斎は一体、どういう世界を見ていたのでしょう。 2020年に刷新される日本国パスポートの中のデザ…