少年と犬 (文春文庫)馳 星周 著 読了。 書店に行くといつも目立つ場所に平積されてあった本。フィクションは読まないからとスルーをしていた本である。「涙がとまらなくなる」って嘘つけ!などと心の中でつぶやきまくっていた。映画化になると聞いた。流行りもんだねと心の中でつぶやいていた。 今時には珍しい「少年と犬」というシンプルなタイトルがなんだか古典っぽくて好きだった。表紙の絵もどこか昭和臭があって好きだった。でもフィクションは読まないから・・・といつもいつもスルーをしていた。 昨日、本屋で大量に本を購入した。レジで並ぶのに時間がかかった。レジ待ち時間に見るでもなく目の前にある本が並ぶ棚を眺める風な…