根津美術館を代表する作品《燕子花図屏風》は、GWを挟み1か月ほど、恒例展示される。毎年見続けたら、作品の見え方はどう変化するのか数年追っていた。ところが気づくと2018年以来、訪れていなかった。2025年、会期始めと、最終日に鑑賞。7年ぶりに見えたことの覚書。 *記事内の画像は展覧会のフライヤー、『週刊ニッポノの国宝100 燕子花図屏風』を利用。 ■《燕子花図屏風》パターンと左隻右隻、出オゼと入りオゼ 〇パターン部分を比較 〇パターンの色・形は同じ? 〇左隻右隻の花色の違い ■《燕子花図屏風》の展示場所と動線 〇2025年の展示場所と動線 〇重力との均衡を感じる 〇左隻が先に目に入る 〇過去の…