思うところあってひさしぶりに美術館に行ってきた。東京に住んでいた頃はよく美術館に行ったものだけど、コロナ禍で行く習慣がなくなってしまっていた。なので北海道の美術館には初めて行った。札幌市内の北海道立近代美術館というところ。歌川国芳展をやっていた。他にも展示があったけど、時間がなかったので国芳だけ見てきた。 美術館に行くのが好きだったのは、美術に感動するからというより、知識欲が満たされる/かきたてられるからなのである。というか芸術のおもしろさって実は知識のおもしろさなんじゃないかとすら思っている。この感覚が私の美学の根底にある。 で、今回の国芳展も知識欲が満たされ、かきたてられた。 国芳って名前…