写真はWikipediaから参照 鄭和が乗った船の模型 大きな帆が風をはらみ、見たこともない海原へと進んでいく巨大な船団。その中心にいたのが、中国・明の時代に活躍した鄭和という人物です。名前は知らなくても、彼が成しとげた航海の規模を知ると、思わず想像がふくらみます。現代の技術も衛星もない時代に、アジアからアフリカにまでわたる航海を7度も成功させたというのは、驚くほど大きな偉業です。 鄭和が生まれたのは雲南という地域で、青年期に明の皇帝の側で働くようになりました。やがて永楽帝の時代に海上遠征の総責任者に指名されます。これは単なる旅ではなく、国の威信を示すための大規模な政策として計画されたものでし…