1 本作の概要 離島に暮らす高校3年生の青春群像です。 島はぼくらと (講談社文庫) 作者:辻村深月 講談社 Amazon 男女2人ずつの高校生。 離島に暮らし、本土の高校に通う。 将来の選択の歳。 それぞれの想いの交錯。 そんなお話です。 離島じゃなくても2024年現在。 日本のどこでもこんな感じなんじゃないでしょうか。 少子高齢化で。 なので、10年ぐらい前は特別な場所が必要だったけど、今はこんなのが普通なんだなあと感慨にふけりました。 お話は、本屋大賞で3位だそうで展開に期待したんですが、肩すかしかな。 たぶん期待しないで読んだら期待以上なんでしょうけど。 思春期の不安定な感じが好きな人…