1949年生まれ。千葉大学教育学部卒業、東京学芸大学大学院修士課程修了(物理化学・科学教育)。
東京大学教育学部附属中・高等学校教諭、京都工芸繊維大学アドミッションセンター教授などを経て同志社女子大学現代社会学部現代こども学科教授。
著書多数で、近著に「水はなんにも知らないよ」 また、実行委員長として「ニセ科学フォーラム」を開催している。(ほかの実行委員は、田崎晴明、田中一樹、天羽優子、菊池誠、小波秀雄)
水はなんにも知らないよ (ディスカヴァー携書)
コーヒー豆焙煎を生業とするなら、コーヒー豆焙煎を科学的に考察する必要があると思います。そのためには、コーヒー豆焙煎と関係のありそうな基礎的科学知識に馴染んでいる必要があります。 コーヒー豆を焙煎するのに、大学や専門学校で科学知識を学ぶ必要は無いと思いますが、生物学・物理学・化学でコーヒー豆焙煎に関係する部分の科学知識には、ある程度馴染んでいる必要があると思っているわけです。 コーヒー豆自家焙煎店のコーヒー豆焙煎は、コーヒー豆の選択から始まります。コーヒー豆はコーヒーノキに成る果実の種ですから、生物学の知識がある程度必要です。 コーヒー豆焙煎は、コーヒー豆に熱を加える作業ですから、熱力学(物理学…
化学にまつわる「怖い話」まぜて危険な身近な化学変化の事故や歴史を東京大学講師の左巻健男さんが解説。『怖くてなる・・』シリーズ物らしく人気なんですね。確かに分かり易い日常に潜む危険。実際、事故も起きてる洗剤の混ぜ合わせ事故だったり天カスの自然発火や最近でもレバノンの大爆発意図的に死傷を狙った化学兵器すべて化学変化によるもので化学の効果で便利になったり、豊かにより効果も大きいものですがレバノンの農薬になる硝酸は爆弾の原料だし便利とは引き換えに知らずの危険と隣り合わせってあるものです。日常に潜む危険。年末の大掃除気を付けないとね化学の視点や仕組みを考えるって普段考えないので新鮮お勉強になりました。
2/20 Kindle今日の日替りセール情報です。 Amazonの「聴く」読書 今だけ2か月無料 左巻先生の長年の理科教育者としての経験から導かれた、技術・知識、「心構え」的な部分そして、キーとなる実験や教えるべきことを押さえていく。「本当の自然科学」を教えるための総論のほか、各分野において絶対に押さえておきたい本質的なことを学ぶための授業 科学的に正しい子育て~東大医学部卒ママ医師が伝える~ (光文社新書) 作者:森田 麻里子 発売日: 2020/01/24 メディア: Kindle版 科学的に正しい子育て~東大医学部卒ママ医師が伝える~ (光文社新書) Kindle価格399円 紙の本の価…
絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている 左巻 健男 ダイヤモンド社https://www.amazon.co.jp/dp/447811272X/ref=cm_sw_r_tw_dp_B3RF258ES2KDQ573G9E2 *いま(2021年2月20日12:40)見たらアマゾンで、Amazon 売れ筋ランキング: - 99位- 1位化学一般関連書籍 *地道に売れることを願っています。*以下のダイヤモンドオンライン「世界史は化学でできている」で内容の一部を紹介中です。 第1回:人類はいつ頃から火を利用してきたのか | 世界史は化学でできている | ダイヤモンド・オンライン https://…
左巻健男 (2021年2月16日刊行,ダイヤモンド社,東京, 390 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-478-11272-4 → 版元ページ)
現代においても、多くの人々が歌ったり、踊ったり、劇を演じたりしているというのに、人々は何故、その起源を考えないのだろう? その起源はもちろん、古代にある。本稿では、それを原始領域と呼び、その文化形態を祭祀とか呪術、若しくはシャーマニズムなどと表現している訳だ。 人々が考えようとしない理由は、いくつかある。例えば、文化人類学の衰退を挙げることができる。文化人類学は、無文字社会の人々に密着して、その生活様式を報告するという方法に準拠してきた。フィールドワークと呼ばれる作業である。しかし、研究が進み、解明されていない部族が、少なくなってきたという事情がある。研究し尽くしてしまったというのだ。その割に…
始まりから知ると面白い物理学の授業~世界は物理法則で成り立っている~ 「始まりから知ると面白い物理学の授業~世界は物理法則で成り立っている~」の特徴 「始まりから知ると面白い物理学の授業~世界は物理法則で成り立っている~」目次 「始まりから知ると面白い物理学の授業~世界は物理法則で成り立っている~」Amazonでの購入はこちら 「始まりから知ると面白い物理学の授業~世界は物理法則で成り立っている~」楽天市場での購入はこちら 始まりから知ると面白い物理学の授業~世界は物理法則で成り立っている~ インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける山と溪谷社は、左巻健男編著による、50の物理…
1年以上前から書き始めた。かなり頑張って書いた。 絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている 左巻 健男 https://www.amazon.co.jp/%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E3%81%AB%E9%9D%A2%E7%99%BD%E3%81%84%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%85%A5%E9%96%80-%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2%E3%81%AF%E5%8C%96%E5%AD%A6%E3%81%A7%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B-%E5%B7%A6%E5%B7%BB-%…
銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異作者:全 卓樹発売日: 2020/03/27メディア: Kindle版PHP研究所から出版されている「面白くて眠れなくなる○○」というシリーズがあるけれども、あれの高級版といった感じ。取り上げる話題の面白さに加え、とっつきやすさと文体の格調高さがある。扱うジャンルが幅広いのは、焦点が定まらないというデメリットがある一方で、数理社会学や倫理学などややマイナーな分野まで取り上げることができるというメリットもある。まあ割と気軽に読めるんじゃないでしょうか。
図書館でふと見かけたのが本書です。 本当は違う本を探していたんですが、これは今読むべきものだ、と直感しました。 カバーのデザインがいかにも素人向けの、とりあえずの知識を得る内容だと思ったからです。それは”当たり”でした。 著者曰く「中学生理科」程度の知識が優しく記されています。
左巻健男編著 露本・藤村・山田・和田著『基礎化学12講』(化学同人 2008年4月初版)の増刷決定の連絡が来た。15刷になる。 ぼくが法政大学生命科学部環境応用化学科教授のときに、基礎化学用の教科書としてつくったものだ。 しかし、残念ながら法政大学教職課程センター教授に異動して基礎化学を担当しなくなった。それでも毎年のように増刷がくり返されている。
本屋のレジに並んでたら見つけた一冊。 買うかどうかかなり葛藤した末に、興味本位で購入。 始まりから知ると面白い物理学の授業 作者:左巻 健男 発売日: 2020/12/02 メディア: 単行本 僕自身、高校時代は理系で物理はかじったので多少は理解できたかな。 でもやっぱり読んだら途中で2回くらいは寝落ちしてしまった。 今の仕事から全くかけ離れた内容なので、正直あんまり頭にスッと入ってくる感じはなかったな。 じゃぁ何で買ったのか。 それは、自分の子供に読んでもらいたいから。 内容自体はイラストが多数使用されていたり、実際に物理法則を発見した偉人達への架空インタビューがあったりと分かりやすい内容だ…
EM菌開発者・(株)EM研究機構株主の比嘉照夫氏。 『新・地球を救う大変革』サンマーク出版に、比嘉氏としては踏み込んで書いていた放射能とかウイルスに対する健康効果が、出版社に全部カットされた経緯を語っている。 →EM菌開発者・比嘉照夫先生のお人柄 - Togetter https://togetter.com/li/511735 @togetter_jpより(講演の動画が公開されていたものの文字起こし。現在は非公開だが動画は保存されている) それは薬事法の関係だったことをこの講演で明らかにしている。 つまりEM菌開発者・(株)EM研究機構株主の比嘉照夫氏が「清涼飲料水 EM-X ゴールド」の効…
はじめに 本記事執筆時点で、私は絶賛地学の写経RUSH真っ只中です。地学は4単位の総合科目なので単位数的には非常においしい。しかし、しかし、だ。全部で4回もレポートを出さなきゃならないし、そのレポートは全部「手書き」だ。最初に「お、地学とか面白そうやんけ!レポート書いたろ!」なんて人の心を折りに来てる感が凄い。 だから今回、立ち向かいながらちょっとでも楽になるように、ちょっとでも楽しくなるように試したことのうち、役に立ったことを記しておく。 はじめに レポートの作り方 とりあえず打ち込む wordでちょっと写経が楽になる(?)設定 1. 設定の場所 2. 原稿用紙設定 3. スタイルの変更 4…
書名:中学生にもわかる化学史 著者:左巻健男 大学生になったばかりの教養課程の授業で科学史/科学哲学の授業が非常に面白かった。歴史的な発展の過程を知ることは、ある分野の理解を深めるのに役立つという実感がある。専門が化学ということもあり、手に取ってみようと思った。 ■新しく知った知識/視点(書籍本文の引用/一部編集) ・化学は、物質の「構造」と「性質」、および「化学反応」の3つを研究 ・スクールの語源スコラは「暇、余った時間」という意味。 ・(アレクサンドロス大王の時代?)に知られていた元素は、7つの金属元素、金、銀、銅、鉄、スズ、鉛、水銀、非金属元素では炭素と硫黄。エジプト人はさまよえる星が太…