私たちが日々利用する庁舎、学校、病院、そして街のランドマークとなる文化施設。これらの建築物は、単なる箱ではなく、人々の活動を支え、文化を育み、時には都市の記憶を未来へと継承する役割を担っています。その一つひとつに、建築家の情熱と専門家集団の知見が注ぎ込まれています。まもなく創立100周年を迎える老舗の設計事務所は、まさに日本の近代建築史と共に歩み、社会の要請に応え続けてきました。 今回は、日本の建築設計業界を代表する組織設計事務所の一つ、株式会社石本建築事務所の決算を読み解き、その盤石な経営と未来を見据えた戦略に迫ります。 【決算ハイライト(第80期)】資産合計: 9,565百万円 (約95.…