鎌倉時代後期の随筆。吉田兼好著。序段および二四三段から成る。 尚古思想と仏教的無常観を中心として、人間生活の諸相に対する批評、感想、伝聞などが述べられている。文体は伝統的な和文体と、新しく生まれた和漢混淆文体とで表現され、平淡で雅趣がある。題は序段「つれづれなるままに」から来ているが、一説によれば、今川了俊が冊子にして書名をつけたとも言う。
徒然草の「丹波に出雲といふところあり」の品詞分解、現代語訳の第二回目です。 特に難しい構文などもなく初心者向けなので、しっかりと品詞分解、現代語訳をして古典に慣れていこう!
今回は徒然草の「丹波に出雲といふところあり」の品詞分解、現代語訳をしていく。 有名な作品であり、教科書などにもよく取り上げられている作品だ。 とても読みやすいので、古典の勉強を始めたばかりの人には是非とも読んでいただきたい。
色々ある仮定の形の中で、今回紹介するのは「~くは」。 ここまでおさえている人は古典上級者間違いなし! 形が決まっているものは積極的に暗記していこう!
疑問・反語の係助詞「や・か」の中でもかなりの確率で反語になるのが「やは・かは・めや」。 一応疑問になることもあるのだがほぼ反語だ。 疑問か反語ってどっちになるのを考えるのが意外とめんどくさい。 こういった決まった形を覚えておけば省エネになる!
高校の時は私立文系のクラスにいたくせに、古文漢文が苦手な管理人であります。先日コンビニの雑誌コーナーにこんな本が売ってて「おっ!!」と思いました。これなら苦手な古文・漢文も現代語訳でお気軽に読めそうです。最近はこのテの気持ちを整える本が読みたくなっているので、試しに一冊買ってみるかとちょっとだけ思ってます。 終 ハンギョドンの『老子』 穏やかに過ごす道しるべ (朝日文庫) [ 朝日文庫編集部 ]価格: 660 円楽天で詳細を見る けろけろけろっぴの『徒然草』 毎日を素敵に変える考え方 (朝日文庫) [ 朝日新聞出版 ]価格: 660 円楽天で詳細を見る クロミの『歎異抄』 ありのままの心を開く…
私は国語科教員志望なのですが、 私が中学で古典にはまったきっかけの本を紹介します。 『落窪物語』(氷室 冴子)|講談社BOOK倶楽部 王朝物語の基本パターンをふまえつつ、随所にユーモアがある。 少年少女古典文学館シリーズは、注釈や図が多くて読みやすい。 絵本 徒然草 上 :橋本 治,田中 靖夫|河出書房新社 古典の授業では、徒然草を使って、助動詞の習得をしていました。読んだことのある箇所を橋本氏の軽快な注釈で読むのが楽しかったです。 源氏物語の色辞典 吉岡幸雄 (日本の色): 紫紅社 図版がきれい。源氏物語や平家物語の色描写を読むときに役立つ。 木暮正夫『日本の怪談』シリーズ(岩崎書店) 奈良…
文末によく出てくる「ぞかし」。 現代語訳をするときにスルーする人もいるが、しっかりと訳をしてあげないと減点されてしまう。 文末強調しているだけで、訳も簡単なのでサクッと暗記してしまおう!
九月廿日の比、ある人に誘はれたてまつりて、明くるまで月見ありく事侍りしに、思し出づる所ありて、案内せさせて、入り給ひぬ。荒れたる庭の露しげきに、わざとならぬ匂ひ、しめやかにうち薫りて、忍びたるけはひ、いとものあはれなり。 よきほどにて出で給ひぬれど、なほ、事ざまの優に覚えて、物の隠れよりしばし見ゐたるに、妻戸をいま少し押し開けて、月見るけしきなり。やがてかけこもらましかば、口をしからまし。跡まで見る人ありとは、いかでか知らん。かやうの事は、ただ、朝夕の心づかひによるべし。 その人、ほどなく失せにけりと聞き侍りし。 (徒然草(上) 第32段) tagiri.hatenablog.com Trac…
九月廿日の比、ある人に誘はれたてまつりて、明くるまで月見ありく事侍りしに、思し出づる所ありて、案内せさせて、入り給ひぬ。荒れたる庭の露しげきに、わざとならぬ匂ひ、しめやかにうち薫りて、忍びたるけはひ、いとものあはれなり。 よきほどにて出で給ひぬれど、なほ、事ざまの優に覚えて、物の隠れよりしばし見ゐたるに、妻戸をいま少し押し開けて、月見るけしきなり。やがてかけこもらましかば、口をしからまし。跡まで見る人ありとは、いかでか知らん。かやうの事は、ただ、朝夕の心づかひによるべし。 その人、ほどなく失せにけりと聞き侍りし。 (徒然草(上) 第32段) 意訳 九月二十日のころ、(私は)ある人に誘われ申し上…
久びさに会ったお若い友人から、お土産を頂戴した。ハトロン紙の書類封筒になにやら詰合せてあって、右肩にはリボンのシールが貼られてあった。相手に負担にならぬていどの心づかいを、いつもしてくれる女性である。 あえてその場では中味を拝見せず、帰宅してから袋を開いた。ちょいとしたアイデア食品三点の詰合せで、初めて眼にする品物ばかりだった。 年がら年中、変り映えせぬ台所ばかりしている模様を、わがブログから視て取って、気を利かせてくださったものだろう。 一点は塩ラーメンで、鶏ガラ出汁にかぼす風味が特色とあった。北海道の製造業者さんらしい。初めての味で、たいそう美味かった。 塩ラーメンを頻繁に食した時期があっ…
※この記事は広告を含みます にゃんこたんです 本日は、単なる思い付きの類で書き連ねていますちょっと「つれづれなるまま」書いています …睡魔との戦いになりました 「必要なモノを残し、いらないモノは捨てる」これでは必要なモノありきの発言です 今回は、「捨てる」方に焦点を当てていきます この世の全てのモノを所有することはできません 全てのモノから、必要なモノを取り出すの難しいものです 必要なモノが明確にわかっていたらできると思いますが、何となくで生きていたらやはり難しいでしょう 「何がいらないか」 これには答えやすいでしょう 遭遇したときに、何か嫌だな…と思うモノが該当しますいらないモノの方がハッキ…
秋のお彼岸を前にして芙蓉の花が咲いています。 「暑さ寒さも彼岸まで」涼しい風が待ち遠しいですね。秋期の「大東文化大学オープンカレッジ」案内が届きました。表紙です。 写真は埼玉県の東松山キャンパスでしょうか。ここ数年は板橋校舎の授業を担当しているので、たまには行ってみたい気持ちになります。表紙の左下に「新規対面講座 ●『平家物語』を読もう」と見えますが、この秋学期より『平家物語』を担当することになりました。 裏表紙です。 アクセスやキャンパス案内が載っています。一見で理解しやすくなりました。大東文化大学地域連携センターHP www.daito.ac.jp こちらが『平家物語』の講座案内です。 地…
9月10日(午前1時前)、 夜中にひとりで苦しいときは神頼みでもするしかない。冗談じゃなく。 苦しいときには苦しさを表現出来ない。もう「ありがとうね」とか「薬……」とか「もう駄目」「苦しい」とか、あとはもう観念して、普段宗教に何の関わりもない僕が、神さまにでも、仏にでもいいから「助けてくれ」と願っていたりする。それ以外に、苦しさを表現する語彙を持ってない。 鬱なんだろうか、不安神経症なのだろうか、それともてんかんが起こりかけてて脳波がぐちゃぐちゃなんだろうか? 薬でぽんと治るような何かじゃない。何かもう、今すぐ死ななければ治らないような、心拍数の上昇、焦りの波、人生への失望感、結局はこうやって…
アニメ 平家物語 平家物語 2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では語られなかった討たれる側の物語 軍記『平家物語』 軍記『平家物語』とは 作者は不詳 アニメ『平家物語』 あらすじ 2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では語られなかった討たれる側の物語 義経最大の武功「鵯越の逆落とし」の真相 結末を知っているからこその楽しみ方 2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では語られなかった討たれる側の物語 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 軍記『平家物語』 祇園精舎ぎおんしょうじゃの鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹さらそう…
こんにちは! 吉田菊子です。 ほぼ毎週木曜日の夜9:30から、20~30分、朗読をお届けする、zoom白菊朗読会。 前回、9月5日にご参加くださった皆さん、ありがとうございました! 今度は9月12日(木)です。 zoomミーティングに参加するには、 以下の「Launch Meeting - Zoom」と青い文字で書いてあるところをクリックしてください。 ミーティングIDやパスワードの指定をする必要はなく、直接、ご参加いただけます。 (青い文字の下にある【注意事項】も、必ずご確認ください。) Launch Meeting - Zoom ※ 過去の回の青い文字をクリックしても、ご参加できません。 …
ビギナーズ・クラシックスを知っているか? 2007年刊行。角川ソフィア文庫からの刊行。同レーベルはKADOKAWAの角川学芸出版ブランドの取り扱い。主として古典文学関連の作品を多数出版している。 ビギナーズ・クラシックスは、角川ソフィア文庫から出ている、古典文学の初学者向けシリーズで日本の古典が34冊、中国の古典が22冊、近代文学編が7冊まで発売されている。原文に加えて、現代語訳が併記されている点が特徴。解説文も豊富で、古典世界のビギナーにとってはありがたいシリーズとなっているのだ。 編者の武田友宏(たけだともひろ)は、1943年生まれ。國學院大學の文学研究科で博士号を取り、同大学の講師、また…
文字霊日記・3531日目 本日も、ガンガンの晴天・・・ ミニトマトとキュウリ一本収穫・・・ コレと云ってヤルこともなし・・・ PCとTVの電源を入れる・・・ そして 気儘(気侭・きまま)に 「徒然なるクサ(帳面)=ブログ」に随筆? 「ブログ (blog)」 「World Wide Web」 上の ウェブページ に 覚え書きや論評などを記す ウェブサイト 「Webに Log する」の 「ウェブログ (weblog) をブログ(Blog)」と略称 執筆者=ブロガー (blogger) 個別記事=ブログエントリー(blog entry) ↓↑ 『徒然草(つれづれぐさ)』 「卜部兼好(兼好法師・兼好・…
初ブログ。 思いつくままに、なにか自分のために残したいと考えた結果である。 嫁らしき人と、息子みたいな子供と別れ、 今まで働いたことのない職業に転職し、今まで付き合っていた友達も疎遠になったこともあると思う。 徒然草の吉田兼好の気持ちが少しわかったような気がする今日この頃。 いつの時代も人の感情は変わらないのかな。
何と言うこともなく これまでブログを4年半にわたって書き綴って来ました。私は若いころから、何か面白そうなことがあると、手帳にメモをして書き溜めてていました。それはまとまったものではなくて、単なるメモとして書き綴っていたのです。 いわば私のネタ帳のようなもので、面白そうな話を見聞きするたびに書いておいて、後で新幹線などに乗った余暇に、メモを見直して、少し聴き手を意識して、起承転結を考え、簡単な話を拵えます。 これが舞台で素の喋りをするときに随分役に立ちます。テレビのインタビューなどでも、舞台上での司会者との会話でも、全く唐突に、マジックと関係のない話を振られたりした時に、どぎまぎしてまとまらない…
三つの話が頭に浮かんでくる。 「沈黙交易」の話、吉田兼好の「ものくるる人」、 オー・ヘンリーの「賢者の贈り物」、 ものを送ることに関する三つの物語、という話。(写真:フォトAC) 【沈黙交易の話】 古代において、ふたつの民族あるいは部族、あるいは村が、まったく言葉を交わすことのないまま物品を交換する、その方法を「沈黙交易」または「無言交易」といって世界中に例があるようです。 具体的には、 一方が、ある決められた場所に物品を置き、一定の合図(角笛や法螺といった楽器による音声など)を送ってから姿を隠すと、合図を受けたもう一方の集団はその場所へ行って置かれた物品を受け取り、等価と思われる質と量の物を…
ブログの事 あれ? 前回更新から40日も経ってる・・・(・ω・) ご無沙汰しておりますm(_ _)m なぜ、という明確な理由はないけれど、元々筆不精の私、書かなくなるとホント書かなくなります (^ ^; さらに、今年の夏は暑さにやられて(低血圧・片頭痛持ち。太陽に当たると頭痛とめまい)、雨戸閉めてドラキュラのように暮らしていました。 だから面白い話もさして無く。 全然書かなくなっていました。(専ら読む側にまわってラクしてました(^ ^ゞ) ところで、いつもブログを書いたり読ませて頂いたりすると思い出す、「徒然草」の冒頭。 「つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを…
こんにちは! 吉田菊子です。 ほぼ毎週木曜日の夜9:30から、20~30分、朗読をお届けする、zoom白菊朗読会。 前回、8月29日にご参加くださった皆さん、ありがとうございました! 今度は9月5日(木)です。 zoomミーティングに参加するには、 以下の「Launch Meeting - Zoom」と青い文字で書いてあるところをクリックしてください。 ミーティングIDやパスワードの指定をする必要はなく、直接、ご参加いただけます。 (青い文字の下にある【注意事項】も、必ずご確認ください。) Launch Meeting - Zoom ※ 過去の回の青い文字をクリックしても、ご参加できません。 …
やんごとなき理由で、非公開のブログを作成した。